危ない協力関係 | 有明育ちブログ

危ない協力関係

野口です。 

 

ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問しました。 なんでも24年ぶりのことらしいのですが、どちらの思惑も合致しています。 

 

まずロシアですが、武器となる弾薬等の不足が広く知れ渡っています。 どれほど深刻化と言うと本来の目的を果たすことが少ない北朝鮮製の劣悪な弾薬を頼るくらいです。 ロシアは昔から人海戦術で紛争を乗り切ろうとしています。 過去の戦争でもより多くの人員を投じて、その犠牲など気にしていません。 でも、さすがに今回のウクライナ侵攻では武器弾薬が尽き欠けてきていると報じられています。 

 

一方北朝鮮もミサイルの打ち上げがことごとく失敗に終わっています。 それが人工衛星であろうと弾道ミサイルであろうとです。 その点実績のあるロシアからの技術指導を得ようと企んでいます。 両国の求めることが互いに補完されることになります。 

 

ただ、今回懸念されることがあります。 両国の“パートナーシップ”に基づく契約です。 どちらかが他国と敵対関係に陥った時、それの加担するというものです。 我が国も確かに日米安保条約なるものを結んでいます。 これもどちらかが第三国と戦争になった場合それに参加するというものです。 

 

同じ様ですがリスクの度合いが違います。 紛争がどちらにも利することが無いと分かっているのでかろうじて均衡が保っていますが、一番危ないのは北朝鮮です。 自国のどうしようもない惨状を他国のせいにしようとしています。 その打開法として一方的な宣戦布告と言うことも全く考えられないわけではありせん。 本当によく考えないと新たな世界大戦が現実のものとなってしまいます。 

 

 

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