経営改革課長
野口です。
今回の事件で一番のお笑いはまさにそこです。 噴飯ものとはまさにこのことです。 今回の舞台は大阪市役所です。 迷いクジラの淀ちゃんの処理にまつわるキナ臭い話しです。 例のごとく「身を切る改革」と言いながら、理解しがたい浪費を続ける維新の前松井市長も絡んでいます。
少し想像してみてください。 この海にどれだけのクジラが生息しているのかを…。 普通クジラは亡くなった場合そのまま海で自然に還ります。 それは他の生き物の“エサ”の場合もありますし、自然腐敗の場合もあるでしょう。
いずれも海洋で一つのサイクルの中に存在しています。 クジラが無くなってお葬式が開かれることはありません。 この淀ちゃんにしても結局は沖まで運び“海洋投棄”しただけです。 その費用が8,000万円掛かりました。
それが妥当かだったかは当時から疑問に思われていました。 同じようなクジラの遺体に対してより有益な骨格見本まで残った費用に比べても突出して高額だからです。 その時の業者とのやり取りが最近明らかになってきました。
担当の市職員と業者の交渉に部外者である課長が割り込んできて価格の上乗せを図ったのです。 しかも業者との入れ知恵に値段を分かり難くするブラックボックスなるものまで持ち出したのです。 そして一番のお笑いがその輩が「経営改革課長」を当時拝命していたことでしょう。
これが馴れ合いでなくてどうしましょう。 しかもその業者はこの部局の天下り先だったようです。 これは談合の様な軽いものではありません。 市に対しての背任でれっきとした犯罪です。
現維新の市長が本気になるかどうかは市民からの監視の目次第になります。 あまり期待はできませんが、市の体質が明らかになることは間違いありません。
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