数字作り | 有明育ちブログ

数字作り

野口です。 

 

腐った東京五輪とは違う意味で期待感の全く上がらない大阪万博です。 私が子供のころ体験した千里の万博にはワクワク感がありました。 

 

某幹事長が話す未完成のパビリオンなど記憶にありません。 ただ、将来像を具体的にイメージできるものばかりでした。 自宅から近いこともあり何度も足を運びました。 母などは遠来の親せきが訪れる度にガイドかって出ていました。 それくらい前向きになれる大イベントでした。 

 

そして今度の維新万博です。 維新の連中は「マスコミが針の穴をつついてくる」と言っていますが、それまで触れないように維新に忖度していた関西マスコミまで追求するくらいなのでもう逃げ切ることはできません。 何かの調べでは“行きたい”と言う人の割合が30%と低いと出ていましたが、私の周りの意見を聞くと誰も行きたいとの声はありません。 

 

また動員にしても企業への割り当てがあります。 当社に斡旋の話しはありませんが、あってももちろん引き受けません。 全く納得していないことにお金を出し協力しているとカウントされるのが恥と思うからです。 また府内の学生に対しての無料ご招待にも無理があります。 

 

お役人の考えそうな〈パビリオンは選べない(抽選)〉〈行く日も選べない(希望日は出せるが)〉〈児童・生徒は1.4万人/日なのに昼食をとる団体休憩所は2000人まで〉ものです。 

 

費用はこれまた税金から捻出されるので”売上”として扱われるでしょうし、観客数にも計上されて数字の嵩上げにされるのでしょう。 明るい展望のないこの大阪新万博、開幕までもうすぐ一年です。 どうなることやらです。 

 

 

有明海苔の有明育ちWebショップhttps://www.horyou.jp/