これはいけない

野口です。　

昨日シリアのイラン大使館にイスラエルからのものと思われるミサイル攻撃があり死傷者が出ています。　

いくら対立する勢力に対して軍事的に支援していると噂が飛び交っても、“大使館”への攻撃は御法度です。　国際的にみて完全なる禁じ手です。　確かにスパイ映画でも思惑を抱えたエージェントたちが大使館を舞台に暗躍しています。　実際キナ臭い集団の出入りやややこしい品の取引などキレイごとでは済まない世界のようです。　ただ、それがそうであっても立ち入ってはいけない世界でもあります。　お互いの不可侵条約です。　

それが最後の拠り所のはずなのに今回はその原則が簡単に破られました。　このままでは中東に端を発した大きな紛争になりかねません。　そして、「大使館」はその時に何の役割も奪われてしまいます。　イランからの報復は免れないでしょう。　大変な時代になりました。　

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