新幹線の停まる新花巻は行った事はありましたが、今回は花巻へ日帰り。

 

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ…

 

この印象で宮沢賢治は貧しかったとばかり思っていましたが、実はかなり裕福な家庭の出身だったようです。

 

今回タクシーにのったところ、運転手さんがたまたま宮沢賢治の関連スポットをめぐる観光タクシーもしている方で、いろいろ教えてもらうことになりました。

 

そして、花巻まで来てカフェだけなんてもったいないからと、賢治の生家や賢治の母の実家や学校、職場、お墓、など賢治に関する場所すべて行くことに。

最後に大谷翔平選手の出身高校を見ていかないかと聞かれましたが、今回はやめておきました。世界で活躍した大谷翔平選手がこの町にいたのが信じられないくらい寂しいところで、新しい建物もなく、3階以上の建物もなく、若者も少なく、今後ここはどうなっていくんだろう…と思ってしまいました。

 

昔も今も宮沢賢治頼りの感じ。

 

 

宮沢賢治について勉強したあとはカフェへ。

 

花巻市の市鳥はふくろう

 

 

 

 

賢治の肖像画。

時々ピアノ演奏がされるよう。

 

 

 

 

駅前なのに、誰もいないカフェ。

 

 

 

 

タクシーの運転手さんが、以前沢木耕太郎さんも乗せたことがあって、同じように賢治関連の場所をめぐったことがあり、後のエッセーにも触れられていたと喜んで語っていたので、買ってみました。

 

その運転手さんもちょこっと出てました。

 

 

 

 

みんなが幸せになることが自分の幸せ。 でも、その幸せに至るためには、いろいろな悲しみも含めて、あらゆる経験と感情を心の地層に積み重ねなければならないという思想の宮沢賢治。

日蓮宗の仏教者としても盛んに活動していたようです。

 

賢治関連場所のいたるところに「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という言葉が見られました。

 

 

 

私はおいしい餌があれば幸せよ

 

by 正月太り気味のマメコさん