こんにちは。
株式会社Aria(アリア)でございます。
前回は海における水難事故の原因と対策について紹介をしましたが、今回は川での水難事故の原因と対策について紹介したいと思います。
水難事故は毎年7~8月で500~600件を推移しており、件数自体に大きな変化はありません。
しかし、子供が川で水難事故に遭う件数は、近年海で水難事故に遭う件数を上回っているとのことです。
それではその原因は何なのでしょうか。
■原因①海に比べて浮力が少ない
海水は塩分を含む分浮力が働くため、真水と比べて物体が浮きやすいです。
逆に川の水は空気を多く含んでいるため、物体が浮きにくいという性質があります。
とくに岩や落差によって白く泡立っている場所(通称:ホワイトウォーター)は、平地の水面と比べて40〜60%も空気が含まれており、空気が物体の浮力を奪ってしまうため、注意が必要です。
また、ダムの下のテトラポットなどの人工物付近は、「リサーキュレーション」という縦方向の渦が発生しており、この付近はライフジャケットを着ていても浮き上がるのが困難だそうです。
このような人工物付近の事故が、河川の事故全体の15%にも上るため、なるべく付近には近寄らないようにしましょう。
■原因②水流(動水圧)により泳ぎににくい
川の流れの中でかかる水圧は、流れの速さに比例して増加するのではなく、2乗になります。
つまり、川の流れの速さが2倍になれば、およそ4倍もの水圧がかかるということです。
川には常に流れがあり、流れが速い場所では立っているのも大変なこともあります。
また、川底には藻や水草、流木などの障害物が多く、足を滑らせたり、足を取られてしまいがちです。
また、転んだ時に起き上がろうとしてさらに足を滑らせてしまったり、そこからさらに深みにはまって足が地面に付かなくなると、今度は息継ぎができなくなり、パニックに陥ることが考えられます。
そこから川の水を飲んでしまうと、呼吸そのものもできなくなってしまい、もはや自力で抜け出すのは困難でしょう。
■原因③天候に左右されやすく、事故に遭遇した際の救助が困難
海と同様、天候の影響を受けやすいという側面がありますが、海の時のようにライフセイバーや救助ボートが常に備わっているわけではありません。
川の場合、場所によっては険しい山道を登っていくこともあり、車両が近くまで入り込めない場合もあります。
そのため、事故に遭遇した際の救助が困難であることも挙げられます。
では、川での水難事故はどのように防ぐことができるのでしょうか。
①出掛ける前に天気や川の情報をチェック
川などに行く前に、天気や川の情報をチェックしましょう。
上流にダムがある場合は、水量や水の需要に応じてダムが放水することがあります。
その場合は急激に増水することがありますので、悪天候が予想されている時は無理をせず、中止・延期を検討しましょう。
②危険を示す掲示板、水流が速い・深みがあるところは避ける
川では、「危険を示す掲示板」が設置されているところがあります。
そうした掲示板がある場所では遊ばないようにしましょう。
また、川の地形は複雑で、同じ川でも場所によって川の流れが速くなっていたり、急に深くなったりする場所があります。
そのようなところには極力近づかないようにしましょう。
③天気や川の変化に注意する
川辺にいる時は、天候の変化や川の状態に注意しましょう。
次のような変化が見られた時は、川の水が急に増えるサインなので、すぐに避難しましょう。
・上流(水が流れてくる方)の空に黒い雲が見えた時
・雷が聞こえた時
・雨が降り始めた時
・落ち葉や流木、ゴミが流れてきた時
いかがでしょうか。
今回海や川での水難事故の原因や対策を調べてみて、浮き輪やライフジャケットなど、体を浮かせる道具は必ず用意しておいた方がいいと感じました。
また、天候に敏感になることも大切だと思いました。
「前々から準備して、せっかくの休暇で海に(川に)遊びに来たのに・・」と、当日の天候が悪くなると残念になってしまいがちですし、無理をしてでも出かける方もいると思いますが、無理して日程を強行し、泳いだり釣りをしたりすることは絶対に止めましょう。
代わりに、近くにある博物館や神社仏閣、テーマパークなど、別の観光スポットも選択肢として考えておくといいかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
株式会社Aria (アリア)
〒160-0023
東京都新宿区西新宿6-12-1 パークウエスト西新宿1101
(代表番号)03-6258-0061
(貸金窓口)03-6258-0062
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━