こんにちは。

 

株式会社Aria(アリア)でございます。

 

毎年813日から16日までの4日間は一般的に「お盆」とされ、この時期は多くの企業やお店がお盆休みに入ります。

 

普段親元を離れ、1人で生活をされている学生や社会人、実家から離れて所帯を持っている夫婦や家族の多くは、この時期を目がけて帰省される方が多く、例年「帰省ラッシュ」としてニュース等で報道されているのは周知の通りです。

 

お盆休みの目的のひとつは、「帰省」ですが、そもそもお盆は何のために始まり、そして何をするのでしょうか。

 

本日は、日本の古くからの習わしである「お盆」についてお話ししたいと思います。

 

■お盆の歴史

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」だそうです。

 

「盂蘭盆(うらぼん)」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)、ペルシャ語の「ウラヴァン」(霊魂)からきた言葉だそうです。

 

元々は、「お釈迦様の教えとその弟子の母親を救うため、715日に霊を供養した」というのがそもそもの起源と言われ、この話をまとめた「盂蘭盆(うらぼん)経」というお経が日本に伝わり、旧暦の715日に、ご先祖様の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などを行う行事が始まったとされています。

 

日本では、606年に推古天皇が「推古天皇十四年七月十五日斎会」という行事を行ったのがお盆の始まりだそうです。

 

それから長い間は、武家、貴族、僧侶、宮廷などのごく限られた上流階級の身分だけが行う特別な行事だったそうですが、江戸時代に入ると、仏壇や提灯などに必要なローソクが大量生産によって安価に入手できるようになり、一般庶民にも広く普及したそうです。

 

そして日本の先祖崇拝や信仰などとも結び付き、宗教・宗派や地域によって独自の発展を見せ、今では全国各地でお盆にちなんだ行事が様々行われるようになりました。

 

有名どころでは各地で催される七夕まつりもそうですし、全国的にも知名度が高い京都・五山の送り火や、長崎の精霊流しなども該当します。

 

■お盆のお供え物

定番のお供え物としては、線香、お菓子、仏花、そうめん、果物などが挙げられます。

 

これは仏教の「五供」という教えに基づいたもので、五供とは、「香」「花」「燈燭」「浄水」「飲食」という五つの基本的なお供え物のことを指します。

 

お供え物については地域によって特色があるようですが、有名なものとしては、ナスとキュウリに割り箸やマッチ棒等を差したものを思い浮かべる方も多いでしょう。

 

これらは「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれ、ご先祖様の精霊がこの世とあの世を往来するための乗り物として作られ、「やって来る時はきゅうりの馬に乗って早く来ていただき、帰っていく時は茄子の牛に土産物を乗せて、ゆっくりと帰っていただく」といった、供養の意味が込められているのだそうです。

 

私が生まれ育った地域は、イモの葉の上に きゅうりや茄子をみじん切りにした物を洗い米と混ぜたものを作り、もう一つの違う器に水を入れて、仏壇やお墓にお供えをしていました。

 

これは、「百味飯食(ひゃくみおんじき)」と呼ばれるものの一種だそうで、「無縁の精霊、また万霊に対して供養を捧げる」という意味があるそうです。

 

行事や風習は違えど、どれも先祖の霊を供養することが目的であることに大きな違いはありません。

 

 

昨年に引き続き、今年もコロナ渦の影響により、国や自治体からはお盆期間中の自粛要請が出されましたが、今年は87日から9日にかけて3連休だったこともあり、帰省ラッシュのピークが例年より早く始まりました。

 

昨年と比べると帰省される方の数は増えているようですが、それでもコロナ渦以前と比べると、例年とは程遠い状況のようです。

 

報道によると、国内線のお盆休み期間の予約率は、2020年と比べ、ANA(全日空)でおよそ1.3倍、JAL(日本航空)でおよそ1.2倍増えたそうですが、それでもコロナ禍前の半分以下だそうです。

 

また、東京駅を出発する東海道新幹線のぞみは、一部で乗車率が90%となっているそうですが、自由席の乗車率は50%以下と、コロナ禍前のおよそ3割程度に留まっているそうです。

 

さらに今年のお盆期間は、前線が本州付近に停滞する影響で、北海道と沖縄を除く全国の広範囲で雨予報となっております。

 

同時に、九州地方や中国地方では、災害級の豪雨による被害も報道されていて、コロナ渦で自粛を呼びかけられているうえ、天候もおもわしくないとなると、今年に関してはお盆の帰省を見送るか、時期を改めて、という方が多いかもしれません。

 

そう考えると、今年のお盆は各自家で過ごすことが多いかもしれませんが、普段通り過ごすのではなく、家でも精霊馬やお供え物などを用意して 、日本古来の行事でもある「お盆」を味わってみてはどうでしょうか。

 

私も今日は仕事帰りにナスときゅうり、お供え物を用意して家に飾り、ご先祖様をお迎えしたいと思います。

 

 

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