こんにちは。
株式会社Aria(アリア)でございます。
貸金業務に従事されている方は既にご存じかと思いますが、今年度の貸金業務取扱主任者の資格試験に関する概要が既に公表されております。
※https://www.j-fsa.or.jp/chief/qualifying_exam/imp_guidance.php
本日は、貸金業務取扱主任者の資格試験についてお話ししたいと思います。
■試験日程
2009年に第1回目の試験が実施されて以来毎年行われており、本年度の試験は11月21日(日)、合格発表は2022年1月11日(火)となっております。
■試験の範囲
試験問題は全50問で、4択のマークシート方式となっております。
出題内容は大きく分けて、
1.貸金業法及び関係法令に関すること(22~28問)
2.貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること(14~18問)
3.資金需要者等の保護に関すること(4~6問)
4.財務及び会計に関すること(2~4問)
となり、貸金業法とそれに関連する法令からの出題が最も多く、年度によっては5割近くとなります。
また、年度によっては関連法令の改正が行われることもあるため、事前と事後でどのように内容が変わったのか、改正内容を確認する必要があります。
■合格率
第1回目の試験は、有資格者を増やすという意図もあってか、70.1%と高い合格率となりました。
以降、第4回目までは60%台の合格率で推移していましたが、第5回目以降は難易度が上がり、近年は30%前後を推移しています。
相対評価の試験のため、合格基準点は毎年一定ではありませんが、これまでの合格基準点は30点前後を推移しています。
したがって、合格のボーダーラインとしては、35点(試験全体の約7割)がひとつの目安となります。
■試験対策
出題傾向としては、貸金業法と民法について約8割程度が出題されることから、この部分を中心に学習を進めましょう。
試験対策としては、
3.資金需要者等の保護に関すること(4~6問)
4.財務及び会計に関すること(2~4問)
に関しては出題範囲も限られており、内容もそれほど難解なものではない(暗記で何とかなるレベル)ため、取りこぼしを防ぐと共に点数稼ぎの意味合いから、全問正解できるようしっかりと抑えておくことをオススメします。
前述の3と4で10点満点取れた場合、
1.貸金業法及び関係法令に関すること(22~28問)
2.貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること(14~18問)
に関しては、7割正解を目安で加点できれば合格点に達します。
基本的な学習方法のスタンスとしては、「参考書を基に知識を身に着け、その応用として過去問をひたすら解く」です。
参考書をよく読み、過去問を解いた後、正解の理由不正解の理由をしっかりと覚え、繰り返し頭に叩き込みましょう。
はじめのうちは貸金業独特の難解な言い回しに苦労すると思いますが、線を引いたり文間を区切ったりするなどして意味を嚙み砕いた上で望めば、早とちりやケアレスミスも防げると思います。
参考書に関しては、既に貸金業務に携わっている方であれば、「田村教本」と呼ばれる以下の2冊をオススメします。
https://books.rakuten.co.jp/rb/16266046/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
https://books.rakuten.co.jp/rb/16707218/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
私が前職で貸金業務取扱主任者の試験を受ける際にオススメされたものですが、試験に出題される内容をほぼ網羅しており、言わば定番の参考書と呼べるものです。
試験に合格してからも、実務を行う上で分からないことや気になることがあれば、随時手に取って内容を確認しています。
しかし、今でこそ内容はそこそこ理解できるようになりましたが、どちらかと言うと文字量が多く、貸金業独特の難解な言い回しをそのまま引用しているため、実務未経験者にとっては、「文字ばかりで見にくい、覚えにくい」という印象を受けるかもしれません。
私はこれまで4回試験に挑戦してようやく合格となりましたが、4回目の受験の際ははきんざいの参考書を手に取って勉強していました。
https://www.kinzai.jp/recommend/kasitext/
田村教本とは違い、図入りの説明などがあったり、重要な部分を語呂合わせで暗記できるように工夫されていたりと、実務未経験者や受験初心者にとっては優しい内容だと思いました。
弊社に所属しているもうひとりの主任者は、スタディングの参考書が一番読みやすいとのことで、この教本と過去問を繰り返し解き、なんと一発合格しました!
https://books.rakuten.co.jp/rb/15859789/?l-id=search-c-item-text-11
スタディングについては教本のほか、申込をすればスマホで授業を24時間いつでもどこでも受講することができます。
独学でも十分に合格できる内容ではありますが、人によっては本だけの学習のみだと集中力が続かない、覚えられないという方もいらっしゃると思いますので、そういう方にとってはオススメしたいです。
試験合格に要する時間は、1日1~2時間程度学習に充てたとして、平均3か月程度と言われています。
したがって、今頃から学習を始めるという方もいらっしゃるかと思いますが、単に知識を覚え詰め込むだけでなく、試験の傾向や対策なども踏まえた上で、効率的に学習をしていきましょう。
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