〜ケンジside〜
ノドガカワイタ…ケンジはひどく枯渇していることに
気づいた
なぜだろう
こんな感覚は初めてだ…
逢うまではそんなことないのに
一度逢ってしまうと…
誰よりも
アイツが恋しくて
そして堪らない気持ちに支配され
激しく求めてしまう
彼女に会いたい
理由なんかない
でも…
花火が真夏の空いっぱいに
綺麗に花咲かせた
その瞬間
彼女から目が離せなくなった
雫となり
川に落ちていく様を見ながら
コノミチニハハメツシカナイ
花火が終わった
暗い
夜空を見上げながら
俺は何度も自分の気持ちに
言い聞かせた
でも
胸は苦しくなるばかりだ
タスケテクレホシクテホシクテタマラナインダノドガカワイテシニソウダオレノカワキヲ…
ウルオシテ…
ミタシテホシインダ気がつけば
彼女の唇奪ってた
モウアトモドリデキナイジカンヨトマレFin
ソウルライフアドバイザー
霊感タロット
Aria♪
P.S.
ミオsideに続く