最近あった話なんですけど、
プレゼントなど感謝の気持ちを渡したかったから渡した時、
なんにもでないですよ〜
って相手の方に言われたんですけど、こう言う時って
いいですよ〜って本気で返してしまうのが私なんですが…これで良かったのか…
というか、【なんにもでないですよ】というセリフ、いつぶりに聞いたんだろう？という不思議な気持ちに包まれて、一瞬時が止まった感覚でした。
数日，そのことについて考えてみて…ジョーダンってやつなのかな？そのジャンルにはいるのかな…？と正解がないもの、身構えている時にはやってこないのに、バネで飛ばされたかのように飛びついてくるジョーダン｛冗談｝…
どーにもこーにも、ジョーダンというヤツだけは理解できない、そう言うものなのかな？って長い年月かけて、やっとこさ、疑問系で「じょうだん？」という感想を持つくらいまで成長できたけど、それを問うことも出来ないくらい、ジョーダンって素早い動きをするものなんだね…たぶん。
もし、わたしがジョーダンを言っていても使っていても、私には自覚がない。もしわたしが冗談について笑っていたら、意味は分からず、言葉の並びが面白くて創造力で笑ってしまうことが多くて、それがワンテンポ遅い。周りに釣られてってことが多発している。
悪いことでは無いんだろうけど、ほんとうにジョーダンを知らない時には無言になる。相手のことをジーーーッと見つめて停止する。
でも冗談って湧き上がってくるもののようなイメージで、つい言ってしまうひとは仕方がないと最近は思えるようになった。ただ…クセが強すぎで本気で心配してフリーズするのは私も毎回の事だし、『ジョーダン！』の一言で何度意識が戻ったことか…
私のようにジョーダンを知らない国の人、そうじゃない冗談が共通語のような国の人、中間の感覚の人…色んな人がいる。
でも私の国（はったつ）ではジョーダンはなくても生活できるから、ほぼ真面目な話になりやすく、その分友情や信頼が強くなる。相性が良ければね。
定型っていう単語を久しぶりにテレビドラマで聴いて懐かしく思いながら、本物のはったつの国の人から見てると疑問に思う部分も出てくる。
ジョーダンだよ〜ってセリフが通用しちゃうシーンってリアルならあり得ないな〜とか？
まあ、私の友達で私が笑えるようなジョークを笑いながら言う人はいないことはないけど、相手が笑っているから笑ってるって同調みたいなもので、意味は分かってない。
ああ、冗談が判る人、解らないひとに教えよう説明しようと急に必死になってしまうのを見てると、どう受け止めて良いのか分からず、ワァーってパニックになる。そうするとお互いにワァーってなるから、開くこともない鍵穴を壊さないように…そっとしておいてほしい…って急に考えてしまったから書きました。
私はしょうがいがあって良かったか？という質問があったら、今は良かった。私の話すことを気づきとして受け止めてくれる人が増えたから。
空気を読むんじゃなくて、空気は吸う。
吸わないと笑えないよね、あはははは！って。
人の気持ちが分からないってよくある見出しも、自分の中には気持ちがあるんだから、相手にも自分の気持ちを話してもらえたら…勉強になるんだろうなって。
わたしは福祉のサポートを受ける時、会う人会う人に飽きるほど自分の事を話す。
『自分の事をよく理解されてるんですね、こちらがちゃんと理解してるか自信無くしちゃいます』ってよく言われる。
後天的か先天的か…最近はそんなもんより、常に更新される自分の内面や体調を受け止められるか？を意識している。
なにかのサポートを受ける時、初対面の人と1時間は自分の事を質問される。時には昔の辛過ぎ苦し過ぎた事を聞かれて思い出し、同じところで涙が止まらなくなる。
しょうがいがあるって、そういう見えない部分に何度も傷つけられて、自分の優しさの一部となっていく。聞き取りと言うらしいんだけど…自分のことだけじゃなくて、家族の事も知ってないと事が進まなかったりね。
けっこう大変なのよ、福祉関係の手続きって。忙しくて。市役所と病院と施設とかハシゴしまくって1日使ってしまう日もあったりね。
遊びたくても、休みたい日も、命に繋がることだから。わたしの場合は一生続く。これを受け止めて待てる人じゃないと友達にはなれない。
いつも一緒にいたいタイプの人と友達になれない理由は、扱う事柄が大切なことばかりだから。
常に、毎日自分の内面と対話するって、習慣化すると嘘もなく人と付き合えたり、相手のことを待てるようになる。だから私はジョーダンがない国に生まれて良かったなって。そう最近思います。
