【HP】
http://www.asmik-ace.com/Cider/
【あらすじ】
ジョン・アーヴィングの同名小説をラッセ・ハルストレム監督が
映画化したヒューマン・ドラマの秀作。
アメリカ、メイン州の孤児院で純粋無垢に育った
青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、院長のラーチ医師
(マイケル・ケイン)がひそかに行っている堕胎手術を
受けに訪れたキャンディ(シャーリーズ・セロン)にひかれ、
孤児院を飛び出してリンゴ園で働くことに。
そこで彼はさまざまな人生の喜びや哀しみを体験していく…。
(amazonより)
【感想】
素直に良い作品だと思いました。
人と人の関係の描き方が上手です。
純粋培養されたホーマーがキャンディとの恋で
普通の男の子になっていくのが可愛い。
初めて彼が彼女を後ろから抱き竦めるシーンが好きです。
掛井君@『あすなろ白書』キター!!とか思ってドッキドキw
その後の展開は、話のテーマから言って「まさか・・・」と
危惧するところがあったけれども、それは回避されたみたいで
ほっと胸をなでおろしました。
キャンディにとってホーマーは良い夢で逃避場所だったんだろうな。
セ・ラ・ヴィ、セ・ラ・ヴィじゃ人生は生きられない。
まあ、若者二人の恋愛はそんなもんでw
個人的には孤児達やラーチ先生との絡みのがお気に入りです。
特にホーマーが孤児院を出て行くシーンは子役が光っていたと思う。
すねて彼に顔を見せないちょっと年長さんの面々が
キュートで切ない。
孤児院から旅立った子ども為に残った子ども達が
祈り、お休みを言うシーンも好きでした。
灯りを落とした小さなベッドの並ぶ部屋で行われるその習慣は、
どこか厳粛な暖かさがあって良いなあと感じた。
お休みのシーンと言えばラーチ先生のセリフも素敵。
「おやすみメインの王子、ニューイングランドの王」ってね。
彼の孤児達への愛はどちらかと言うと平等で博愛的なのだけど、
ホーマーへの愛だけはわがままを多分に含む身内への愛で、
本当に特別って言葉がよく似合う。
後半の手紙のやりとりもよかったと思う。
他に印象的だったのは何と言ってもローズ・ローズのエピソード。
長くなるし感想は楽にやりたいのでコメントは差し控えますが、
黒人問題と物語の中の役割の関係性等、
色々考えてしまいました。
ホーマーがリンゴ園で働く事になる辺りも同じ。
果樹園の空間としての機能とかもありそう。
(あんまりそういうこと考えないで楽しみたいのだけどね。)
(とか言いつつ、来月にでも余裕があれば、
研究室のwikiに上げてみようかな。)
全体に流れる暖かい雰囲気がよろしかったです。
なのにちょっと物足りないとか思ってしまう私は
なかなかB級向きなのかも・・・