帝王切開から12時間が経った翌朝、看護師さんが部屋にきて、立ち上がってみよう、と言われました。
ベッドの上で寝返りを打つだけでも、一苦労でしたが、ゆっくりゆっくり体制を整え、痛みに耐え「うぅぅー」とうめきながら、気合いで立ち上がりました。
痛みには強い方ですが、正直、かなり痛かったです。
立ち上がった私を見て、看護師さんが
「すごいですね!」
と。
え、、、立つように言ったやん。。。。
どうやら看護師さんが思っていたより、すんなり立ち上がったようです。
立ててしまった私は、もう歩いてよいことになりました。
少しでも動くとお腹が痛いので、近くのお手洗いに行くだけでも、ゆっくりゆっくり点滴を押しながら歩きました。
そして午後にいよいよ娘たちに面会できることに
娘たちがいるNICUまで、点滴を引きづりながら歩いて行きました。
ドキドキしながら、娘たちとついに面会。
会えた嬉しさで、お腹の痛みなんて吹っ飛びました!
とても小さいけれど、あーちゃんも、はーちゃんもとても頑張っていました。
母として抱きしめてあげることもできず、申し訳なく思いました。
抱っこできるようになったら、たくさん、たくさん抱っこしよう、そう思いました。
私が病院に入院している間は面会は1回15分、いつでもできました。
出産後2日目、6/24の朝、看護師さんから
「NICUから1ccでもよいので、母乳を持ってきてほしいと言われています。おっぱい絞ってみましょうか。」
と言われました。
おっぱいがだんだん張ってきており、看護師さんに絞り方を教えてもらいました。
看護師さんから
「最初はあまり出ないかもしれませんが、刺激を与えているうちに出るようになりますよ。刺激を与えるためにも、搾乳器も使いましょう。」
と言われ、1日7-8回ほど、おっぱいに刺激を与えることになりました。
初日は必死に乳首を摘んで、少し出た母乳をシリンジで吸い取り、1ccなんとか集めて、NICUに届けました。
搾乳器を使っても、搾乳初日と2日目は全く母乳が搾乳できませんでしたが、手で絞ると3cc、5cc、10ccと絞れるようになりました。
搾乳開始3日目には搾乳器で絞れるようになり、20cc、30cc、50ccと増えるようになり、搾乳してはNICUに持って行き、娘たちと会いました。
娘たちは生後3日間の山場を乗り切ってくれました。
3日間の山場の後も、まだ急性期を脱しておらず、心配な状況が続くのでした。