その名前、紛らわしい! | 悪態のプログラマ

悪態のプログラマ

とある職業プログラマの悪態を綴る。
入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。

多くのプログラミング言語は、人間が読み書きするためにある。しかし、それを使うプログラマには、読むときのことを考えない人が多い。

緊急バグ対応の最中に、fileid と field という名前の変数が頻出する関数に出くわした。

それぞれ「ファイルID」と「フィールド」なので、全く意味が違うのだが、どちらも文字列型だし、複雑な処理の中に何度も出てくるので、急いで読むと混乱してしまう。

たとえば、前者を fileID とするだけで格段に読みやすくなるではないか。

プログラムを書く人間には、技術的なスキルだけでなく、読みやすさのための配慮もほしいところだ。




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