日の出と共に現れて、

日の入りと共に巣に戻れり、

或る逸話に烏、

神の使いとも、不吉なレイブンとも、

ある日の何時かのカラス、

カーカーと叫びながら、

外で何やら騒がしく、ゴミあさり等し、

ハンガーすら取っていく、

人が近づいても、ふてぶてしげに、

空に舞い上がり、上空から、

見下ろして、

人去りし後、また、ゴミあさらん、

有る木に何時も、枯れ木にも止まり、

あるじきにいる柄の紋様のむしろとり、

やまに有る巣に帰って行く、

カラフルな巣になりて、

歩きし時見つけ烏の巣あらん、

帰りてまた、現れて、煩きこと、

にくき思いすれども、いかんせん、

こいしなげるような、こともなき、

ガラス越しに威嚇すれども、

我関せずに、時は過ぎて、

あの日の何時かのカラス、

未だに、いるやかは、我知らず、

今いるのは、末裔か、其れすら知らじ、



(余談)
久しぶりに、自由詩にしましたが、当然、
駄洒落は、含んでいます。桜かな?右上クリック