宮崎駿さんは所沢市に住まれていて、地元在住の有名人としても名高い方です。トトロの森もこの近くがモデルになったとされています。
宮崎監督の3原則は
⚫️「おもしろいこと」
⚫️「作るに値すること」
⚫️「お金が儲かること」
しかし、宮崎監督は、自ら定めたこの3原則を一度だけ破ったことがあるそうです。それは「となりのトトロ」のとき。3原則の「お金が儲かること」というプレッシャーから解放されて、心から楽しんで制作した初めての作品が「トトロ」だった。実は、ジブリ全作品のなかで、いちばんお客さんが「来なかった」作品になったそうです。楽しんだ結果は……惨敗でした。
楽しむことに関して、競馬の福永祐一騎手がテレビでこのように言っているのを耳にしました。「努力している人は努力してない人には勝てるけど、努力している人も楽しんでいる人には勝てない。努力は辛いですから、いつか力つきます。でも、楽しんでいる人は力つきることがありません。だって楽しいんですから。
その結果、「努力してる人は、楽しんでる人には勝てない」となるわけです。では、「これほど楽しそうに働くのを見たことがない」というくらい、宮崎さんが楽しんでつくったはずの「となりのトトロ」の惨敗はどう説明がつくのか。儲かるとは、観客の拍手のことです。つまり、自分だけの面白さを越える必要があるのです。ここに挑戦することがまた楽しいんです。そして楽しむ秘訣、その最後は、「結果(未来)に執着せず、トコトンやること」です。結果を思い通りにしようとすると、同時に、未来に不安と恐れが生まれます。だから、思い通りにしようという思いを手放しちゃう。だって、「ああなりたい、こうなりたいとか言ったって、なるようにしかならないんだぜ」赤塚不二夫結果への執着を手放して、いま、この瞬間をトコトン生きる。すると、楽しくなるんです。そのとき、思いをはるかにしのぐ奇跡が舞い降りるのです。結果が楽しいんじゃない。プロセスが一番楽しいんです!未来(結果)はなるようになる。一番楽しいのは、プロセス(いま)結果よりもプロセス過程こそ大事なのは僕も共感できるところ。人生はいつも…今から、これもまた僕のいつも思っていることなんです。今こそ大事なんです。とても良い話でした。
宮崎駿さんはシトロエン2CVが好き!こんなエピソードを聞いたことがあります。子供の心を”育てる”ということ。雨の日に、子どもを車に乗せて、駅まで送ることになった宮崎駿氏は、車の天窓を開けようとしたが、車が濡れるからと思ってやめてしまったそうだ。そのことをず〜っと後悔しているそうだ。ダメな大人だなぁっと思ったそう。
あの時、天窓を開けていたら、雨が車に入ってきて子ども達は、たぶん大騒ぎしただろう。普通では体験できないことが、目の前に現れて楽しめる。そんな機会をなくしてしまった。
ちょっとしたことが、子ども達の遊び心を刺激する。興奮させる。心の奥底に”ピシッ”と刻まれる。それは日常でいろんな場面がある。
そのような「空間と時間」を作ってあげるのが大人の役割なんだと僕もそう思う。自分の都合ではなく、子ども達の”遊び心”を優先する感覚。この感覚を、もっともっと実践していきたい。 なるほどなぁと思いました。
子供の幼少期は純粋で幼少期の環境や社会性はとても大切です。非認知能力こそ、想像や可能性を無限大にする。つまり、人と変わっていても…面白いこと。楽しいこと。実践、行動、挑戦こそ未来がある。目先の結果よりも過程が大事。プロセスこそ大切なのです。
昔の話。僕もコブラに娘が小学生くらいの頃だったか。乗っていて 雨に突然降られ信号待ちで、ザーザー降り…あまりにも変なので傘を差したっけ。あのままずぶ濡れが良かったかな。まっ!それとこれは違う意味だけど、後悔はしていない。傘を差すところが、これまたユーモアだと、僕は思ってる。 なんせ、僕は変人だからね。
今でもシトロエンは好きで歴代何台乗ってきたのか、、シトロエンのあるライフスタイルは毎日が愉しくなりますね。特に昔のフランス車に乗っていると時間を忘れてワクワク愉しい気持ちになれます。
ここで言う「空間と時間」の価値観は誰が所有するか使用するかではなく、どのような使い方愉しみ方をするかこそ真のプライオリティが置かれるのではないかと思います。