◆CITROEN DS19 シトロエンDSレストモッドとは、restore modify レストア モディファイです。


最初は認めたくなかったけれど…オリジナルの良さを知ってるからこそ認めた次第です。もう…製造から70年近くなる僕のシトロエンDSは幸いボディ状態が良かったからこそ、近代の部品によって蘇ったわけです。




シトロエン特有であり魅力でもあるハイドロマチックシステムを取り払って現代の車高調整に入れ替えた。旧車特有の不具合と部品配給困難とお金がかかる銭食い虫だからですね。ガスショックでも良かったけど交換の際高価になるのと作業が大変!車高調を入れた。が乗り心地はオリジナルには勝てない。正直言って突き上げが強くて高速道はともかく悪路では最悪である。それでもオリジナルのあのずんぐりむっくりの走行状態ではないので許すとする。


エンジンも載せ替えた、ハンドルも左から右ハンドルへ計器まわりもハーネス関連をLEDにするも引き直したため、近代のものへアッセンブリー交換した。エアコンもよく効くし暖房もよく効く。大人5人乗車で何も問題もない。ヘッドレストがないのとAピラーが細い、窓ガラスも広いから視界が抜群に良い。が、夏は正直暑い!エアコンは必須である。オーバーヒートの心配もないし、ハイドロオイルの漏れの心配もないからブレーキの心配もない。オートマチックなので長く続く下り坂だけはオートドライブ、エンジンブレーキ使わないとフロントのペーパーロックしかねない。ボディが重たいからね。


総重量はハイドロシステム余分なものを取り外した分軽くはなってはいるもののボディ補強されてるので結局同じくらいだろう。あと消耗部品がかなり経済的にも安く済む。フロントディスクブレーキパッド交換で通常なら工賃、部品代入れて4〜5万かかるだろう。


僕は自分で交換するも部品代込みでも3000-くらいで済んだ。驚きですよね〜しかも国産部品な為、性能も耐久性も材料も良い。



ボディ、シャシはオリジナルのシトロエンDS19そのもので車検証上もシトロエンDS改になっています。


つまり大幅に構造変更してあるのです。普段乗りにも壊れない安全で安心できるように、前オーナー曰く、かなりお金かけたと思います。なので車体込みでも1000万は超えてると思います。構造変更における陸運局は何度通ったのか予備検査取得までかなり苦労したらしい。


ボディ剛性もオリジナル以上に補強が入ってますし、ハーネス関連も新しいものに引き直して、ガソリンもレギュラー対応燃費15くらい。


ブレーキはディスク、リアはドラムですけどABSにパワーステアリングに変更


ガソリンタンクも安全な箇所に移設して燃料ライン電気関連全てモディファイ変更してある。車高も一番美しく見える車高の高さで調整してある。


ドアのウインドウも手巻きからパワーウインドウに変更してある。




初年度登録が旧いからシートベルトやヘッドレストもないんです。もちろんこのまま陸運局で車検検査は通るのです。その他もオリジナル以上の性能は誇っています。


そこで問題なのが、パワーウインドウの動きが鈍いのだ。あんまり調子が良くない。これがスムーズに動かないと車検検査の時整備不良となるわけだから困ったものだ。





せめても運転席だけは自動も何も手巻きで十分なのだ。

代わりのウインドウクランクハンドルがなくて、汎用のものを探そうにもサイズが合わなければ意味がない。


ん〜困ったなぁと思っていた時に、友人がリアのハンドルをとりあえず前に移設すれば良いじゃないと言った。






ほぉ〜なるほど、その手があったか、、笑

早速、リアのハンドルを外して、フロントの内張外してパワーウインドウユニットを取り外した。



内張外したところは作業中で画像撮るのを忘れてしまったが、リアのクランクハンドルを前に移設した。


そりゃ〜便利というか、当然というか、アナログのこれの方が安心 外した箇所を何かでメクラ蓋すれば大丈夫だ。



古今東西、便利にはなるものの時としてアナログの方が良かったりするのだ。ただ安全面では近年の安全装置やボディ剛性、消耗部品での利便性は確かなのです、、






これはアナログな世界観も体験して知っているからできる知恵で、手巻きハンドルの車のウインドウ上げ下げ知らない若者たちは多い事だろう。


温故知新はもちろんの事。昭和、平成、そして令和と生きてきたからの知恵なのだ。