◆ 5年ほど前のエピソードかな。イセッタの知恵比べ  先日 管楽器のような イセッタのマフラー交換したものの、吊りゴムが経年劣化もあり 引きちぎれてしまったので 再度取り外し組み付ける。





これこれ〜キッチリと固定しないと ガタガタうるさいのだ。ほかっておくと また壊れちゃいます。


固定ゴムは熱にも強く、しっかりしたものでないとまた、ゴトゴト…また引きちぎれてしまう。変わった形状なんです。ただ、釣りゴムで引っかければ良いだけではなく、前側に引っ張る形で固定しないと走行時若干 前後に降り、リアの方で干渉する。





メーターケブルのアルミ留めネジが削れてしまってる。停車時では余裕あるクリアランスなんだけど、エンジンが揺さぶると干渉するのだろう。このままではいけない。純正のゴムも良いが、僕は国産の強力な釣りゴムの予備があったのでこれを加工することにした。





汎用的のマフラーを吊って固定するのだけど  これは太くて穴の位置までも合わない。そこで1個を片方と片方で 1個を半分に分ける。ドリルで穴を開けて取り付けてみた。





見えないところだと言って、仕事そのもの仕上げも見た目が醜いのは許せない。美しくなければいけないのだ。

ゴムに空ける穴の位置は若干の伸びる事も想定して取り付ける。ここまで上に持ち上げ、ゴムの力で前へ引っ張るような応用も必要!M6のステンレス、ワッシャー挟んで取り付けた。





リアの釣りゴムの取り付け位置も前側から引っ張る形のレイアウトで固定した。これで、ビクともしない。もちろんゴムの分は強振に耐えうる範囲で動く具合だ。完全に固定しないのはエンジンのマウントがへたり振りが多くなった時、エキマニのフランジに負担がかかる。フランジならまだ良いがエンジンシリンダーブロックの固定ネジまでも負担がかかることになるので要注意でありますね。





これで バッチリ! アイドリング時のコトコト音やマフラーの太鼓の中のガラガラ音、その他の共振の干渉することもなくなった。


あとはオイル漏れが止まってくれれば…高速道路に乗り遠出が苦にならず 安易に出来るだろう。





手間がかかる このアナログ感が好き!知恵を絞って創作感もある。バブルカーの骨頂なのだ。決して、マゾではない。






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