日本犬で紀州犬は皮膚病になったりすることがしばしあります。1番の原因は先天性のものもあるかもしれないけど大抵は食事アレルギーなどあげられます。兄妹同じものを食べてるんですが雄と雌のホルモン分泌の違いもあるかもしれません。





雄のハクちゃんは皮膚炎になったことはなく、雌のユリちゃん。はカイカイがあるのか。掻いたりしてます。1年前に暇あると掻いてたりするので観察してみると、やはり皮膚がブツブツに少しなってて毛が抜けてるんですね。禿げてしまってることがあって病院へ連れて行きました。大抵はスプレー式のコルタバンスを処方してくれます。あと飲み薬でアポキル錠剤、これがまた飲ませにくいので潰して粉にして好物に混ぜるしかない。


コラタバンスはスプレーするだけではなく、スプレーして手で皮膚に直接馴染ませた方が良いですね。毎日繰り返していると少しずつ毛が生えてきました。


毛が抜けるのはホルモンのバランス分泌の低下なんです。雌のホルモンですね。






アポキルは、アトピー・アレルギー性皮膚炎のかゆみ症状を抑えるオクラシチニブマレイン酸塩を有効成分とする犬用のアレルギー性およびアトピー性皮膚炎の治療薬です。その他に汎用的で安価なプレドニゾロンがあるけど、病院で処方されたのはアポキルでした。アポキルは結構高価なんです。会計する時びっくりした。あとシクロスポリンというのもあります。


アポキルは、従来のステロイド系に比べて副作用が少ないとされてます。病院で処方されたものと同じものをネットで追加購入しました。病院よりももちろん安いです。


犬がかゆみを感じる原因として、その他にノミ、食べ物、カーペット消臭剤、シャンプー、殺虫剤、花粉やカビ、ホコリなどの環境アレルゲンなどが挙げられます。かゆみによって、犬は自身の身体を舐める、噛む、掻きむしるなどの行動を起こしますね。





これらの行動は皮膚にダメージを与え、バリア機能の喪失につながり、サイトカインの放出がより行われ、かゆみが続きます。人間でも同じことです。


カイカイは身体だけではなく、お耳も大切!湿度なんかでムズムズするお耳も掻いたりするからその掻いたりした脚で身体のカイカイ箇所を掻いたりすると耳の菌が付着したり、その逆も…余計に皮膚病アトピーが悪化したりしますので、お耳はムズムズしてる様子を観察したら定期的にお耳の専用の薬剤アルコールで殺菌とキレイキレイしてあげないといけません。





耳の穴だけではなく耳の入り口付近も消毒して衛生的にも耳掃除をした方が良いですね。但し、綿棒とか強くゴシゴシはいけません。優しくデリケートな扱いをしてください。耳の穴付近の粘膜は薄いので傷がつき易いから要注意です。


基本、これらの薬は副作用が少ないとされてもずっと続けるのも良くないですし急に辞めてしまうのもリバウンドがあります。日々要観察しながら処方したいですね。


人間でも同じ、痛み止め、痒み止めのための薬は仕方なく出来るだけ薬は飲まさないに越したことはありません。