猪と激突!ムーブcanvas ダイハツ大変な事になった。

一昨日、午後8時ごろだったか、突然携帯に家族から電話があった。


元気がない…どうしたんだ? 猪が突然出てきて激突したと…えぇ〜!! で、怪我はないのか。激突して前に猪は転がっていったらしいが起き上がってまた山の方へ走って行ったと…突然のことで、びっくりして放心状態だったらしい。恐らく40キロくらいの中型サイズ


隣接は山林で 確かに獣が出てきてもおかしくないところ。運が悪いと言えば悪いけど、大きな事故にならなくてよかった方だ。比較的近くだったので、エンジンかけて帰ってきたそうだ。




次の日見ると、あまり大した事がないようだとガレージまで来てから、フロント部分をバラしてみる。


運転席のインジケーターは各センサー以上で、おまけにエンジンチェックランプまで点灯してる。ん?なんでだろう…


最近の軽自動車でも車間隔センサーとか衝突安全なんとか、フロントのバンパー周りにはいくつかセンサーがありますからね。


ナンバープレートもかなりひしゃげています。血はついていないようだからと言っても相手は40キロ近い猪なのだから損害は免れない。見ての通り、一見大した事なく見えたのだが…




今の軽自動車はボンネットからした部分は殆どFRPフニャフニャのプラスチックである。


ネジ数個とクリップ10箇所くらいで簡単に外れる。ナンバーは叩いて元にある程度戻してもフロントバンパーは割れちゃっているので交換しなきゃいけない。思いの外酷い事になっている。


外してみるとアンダーのメンバーが、への字に曲がってるではないか。ヤグイと言えばヤグイ作りだな。衝撃を吸収するようにこのような作りなのか。




メンバーの台座にはめ込まれるようにコンデンサーがある ずれてしまっている。若干歪んでいる。


あちこちセンサーカプラも割れて外れちゃっています。

ん!! こ、これは、コンデンサーの後ろにあるのはラジエーター、ラジエーターも衝突で押しちゃってるので大丈夫かな。


なんと良くみると、ラジエーターの側面枠がパックリ割れて穴が空いてるではないか。歪みで割れたのだろう。ということはラジエーター全部抜けちゃってるわけだ。


時期的に氷点下近い寒い日だったのでオーバーヒートは免れたものの距離を走ればウォーターポンプも空回りして壊れちゃう。気が付いてよかった。




これは動かさないのと、簡単にはいかなくなったと判断したため、知人の修理工場へ保険のレッカーサービス連絡して搬送してもらう事にした。


ボディや鈑金する箇所はないのだけど、メンバーも交換、フロントバンパー交換、コンデンサーも見た目良くないので交換、ラジエーターも交換する。O2センサーのカプラも粉々になってたから、これで異常を感知してセンサー付いたのかもしれない。


年始早々 大変な事になってしまった。猪や鹿、獣がこちら地方多く、衝突したという話は聞くものの、まさか身内でこんな事になるとは…宝くじが当たったようなものだ。それくらい稀な方である。


夜間の山林に隣接した人通りの少ない道路を走行するときは十分気をつけたいよね。向こうから突進してきたら避けようがないのかもしれない。


激突したイノシシはどうしているのだろう。走り去って逃げて行ったと聞いたけど、相手もびっくりしただろうし、後で致命的な事になっていないか、ちょっと心配もした。