2023.4.29 末娘マリアのヨーロッパひとり旅女子。ベルギー北部はアントワープにやってきました。









アントワープからLINEが夕方届きます。最初に訪ねたのがベルギーの「アントワープ聖母大聖堂」です。





















フランダースの犬でネロが憧れたルーベンスの3枚の絵。歴史を刻む建造物が顔をのぞかせるアントワープで童話の世界へ。ネロが見たのは、磔刑にされるキリストを描いた「キリスト昇架」と、磔刑後に十字架から降ろされるキリストを描いた「キリスト降架」の2枚とそしてルーベンスが描いた「聖母被昇天」のマリア像です。この絵は、聖母マリアの霊魂と肉体が、天使によって天に召される様子が描かれたもの。





ネロはこの作品を観るという夢をかなえて天国にのぼっていきます。

絵を描くのが好きだった彼にとっては、巨匠ルーベンスのこの2つの作品は非常に重要な意味があったのでしょう。

『キリスト昇架』と『キリスト降架』には、ルーベンスのイタリア留学における経験が反映されています。





そして実際にネロとパトラッシュも、絵画と同様に天使に導かれながら天に昇っていく。フランダースの犬、改めてタイトルの通り犬、パトラッシュからの目線で見てみると違った描写があると思います。


大聖堂の前にネロとパトラッシュのモニュメントがあるだろう。と娘にLINEしたら、ないよいや広場に必ずあるから、、と言って、あったあったと画像を送ってきた。まさか、路面に横たわってあるとは思いもつかなかったそうだ。このベルギーアントワープへ来た甲斐があったというものだ。実に素晴らしい!






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