初夏が近づくと思い出すトップサイダー、三ツ矢サイダーとは違あますよ。オックスフォード(OXFORD)ヨットタイプは定番でした。今ではもう復刻版も含めて どこもないだろうか。中古品でさえヤフオクで流通してるくらいだから。当時もののアメリカもんなんてとんでもないプレミアム付いてます。何年か前にメイドインジャパンで復刻されたものがあった、あれも素晴らしい作りだった。何足かあったけど全て完売!ネットでは倍以上の値段で取引されていたりする。驚いた。


こちらは復刻版ではあるけど15年前のもの、ネイビーならまだ何足かストックしてる。

この頃、早稲田大学のヨット部だったか違ったかもしれないけど、、復刻のきっかけはどこかの大学ヨット部の別注で作ったとか、、聞いたことがある。コロニアルUSAと明記してあり製造は中国製だったりするんですけどね。あれからトップサイダーの製造元は取扱商社はいくつも変わった、最近はABCマートが扱ってるのかな。でも全然今のはダメですね〜がっかりしました。さすが安物買いの銭失いになります。

今日はスニーカーの紐結びについて書きたいと思います。そんなもんはどうでもいい話だけど・・拘りがある。


一般的に、パラレルと言う横並行の結び目が良いとされてるのは均一に結びあげられるからだというけど、個人的には、革の靴はともかく、スニーカーは、アンダーラップが好きです。丸紐と平紐の違いかしらねぇ。最初の結び目です。

革の靴は丸紐が多いんだよね。この場合、クロスにしていくと凸凹になって今一!あと、ウイズといって足の幅が、EEサイズくらいの人は、アッパーの合わせが開いちゃうでしょ!こういう人は、クロスの方がいいかもですね。パラレルは、みっともなかったりする。今回のトップサイダーで違いを参照するも。。

やはり、一番最初のアンダーラップ(下から通すクロス結び)が、もっぱら多い結び方です。今一度、画像を参照



上の画像が、アンダーラップです。僕は、いつもこれですね。下の画像が、オーバーラップで、最初に上から通すだけなので、V字が逆になるわけだね。これはこれでいけないことはないけど、合わせが狭ければ狭いほどアンダーラップ 下からのほうが綺麗に納まるような気がしてならない。

こちらの画像が、一般的なパラレル 結び目です。一段ごと交互に締め上げる。真横に均等に並行に通すファッション的には、大体はこれが多いかもしれませんね。やはり…機能性から行くとアンダーラップでしょうな。

あとワンサイズ大きめをチョイスする事です。締め上げてすっぽんと抜けないようにするためです。そもそもトップサイダーは踝のすぐ下まで深めになってるのと最終結目位置もかなり上の方までくるのはヨット等、デッキの上で使う際抜けなくするためでもあるんですよ。あと滑らないソールはトップサイダーの特許です。ポールスペリーソール、犬の足の裏、のヒダヒダからヒントを得たという。それとソールゴムの硬化防止合成分は特許なのだ。

ヨットマンなんかは、すべてアンダーラップで結んでる事が多いです。もやい結びなら面白い!このほうが、先から徐々に締め上げてくれるっぽい。蛇のお土産で、指を入れてひっぱると抜けない。あれと一緒。アハハハ・・石原裕次郎記念館にあるトップサイダーも、アンダーラップだったらしい。


ほらほら~このレザーもトップサイダーレザーのモカシンだけど、エンドの結び目をエイト・ノット数字の『8』ですよ。8ノットという結び目なんかさりげなくしてあると・・


おぉ~!お主やるな。。
わかってる人だな。なんて思ったりします。こういう細部の演出は拘りですね。靴と言うか、足元はオシャレのポイント高いアイテムスポット滑り止めと抜け止め、端の錘の意味もあるのか。ヨットマンには欠かせない。『8』ノットですね。

こんな紐の結び目なんかにも拘ってみたいのが、アイビー少年ならぬ、トラッドのこだわりではなかろうか。

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