3月18日、負ければ第2ラウンド敗退が決まるキューバ戦。
日本が2点リードの無視一塁で、イチローは自ら試みたバントを失敗した。
ベンチへ戻るなりイチローは、
「すいません。オレの責任です。心が折れそうだ。みんな何とかつないでくれ!」
と声を張り上げた。
彼のそんな一言で、ベンチは結束する。
この後、追加点をもぎとると、まるで子供のようにはしゃいで大喜びをしていた。
報知新聞・原監督の手記より抜粋
イチローは、今までに無いくらいの辛い時を過ごして苦しんでいたのでしょう。
しかし、最終的には大会タイとなる12安打を放っています。
試合中など、ほとんどクールである。
いえ、クールを装っているのだと思います。
感情を表すことで心や気持ちが変化することで、いつもの冷静な自分ではなくなり、
バッティング、走塁、守備に影響を与える事を避けているのではないかと考える。
そして、野球に対して真剣に向き合いたいんだと思います。
実は繊細で、いろいろ考え自分なりの答えを出し、迷うがゆえに迷わなくなるまで練習をして
準備を整えるのだと思います。
「イチローは人間だった」という監督、選手の言葉は、イチローが「心が折れそうだった」ときの
言葉やヒットを打ったときの喜び方を見て感じたでしょうね。
いろいろなことから自分を守ったり、開放したり、そういった事が
表情や態度、言動、行動に表れる。
勝手な想像をすることが出来る街中での人間ウォッチングも、おいらは好きなほうですw