襲う寒気に
異常なほどの冷や汗。
嫌な
予感。
吐きたい。
吐き出して
楽に、なりたい。
残酷にのたうち回る
僕の憐れな姿を
一目視て君は云う。
「なんて、滑稽、なの。」
手を叩いて
指を鳴らして
運命の無意味さを
唄う。
「嗚呼、美しい。」
そう思ってしまう僕は
きっと重症で
君と交わした
約束以外を
忘れたくなる。
言葉はただの
欲望の固まりで
縛られた関係など
振り払いたくなるくらい
息苦しい。
何が 、
解ると云うの。
昔話の中でイきる
つぎはぎだらけの
お姫様。
好かれて人は
優しくなれると諭すのなら
僕は誰に思われて
この身に生温かい血液を
流し込めるの。
いつになったら
この機械的な思考に
見放せる意志を
植えつけられるの。
(人間らしさなら
腐るほど持ってる。
簡単に 、冷酷に
素知らぬ表情で
他人の理由を奪い
裏切ることができる
可笑しな可笑しな
はーと。)
(20070916)