観劇徒然記「THE MACBETHS」 | 中高年劇団? 下北 あるじょん

中高年劇団? 下北 あるじょん

東京乾電池・角替和枝さんの
お芝居教室1期生です!
(全員45歳以上。中高年劇団
・・・ってなるのかね)
お芝居やったり、見たり、
飲んだり、飲んだり、な日々・・・

劇団現代古典主義公演。4月14日観劇。
シェイクスピアのマクベスに、劇団のオリジナルを加えて、70分の一気上演。なので、タイトルもちょっと違うそうです。

いままでも、蜷川さんに長塚さん、昨年は1年かけて新感線のマクベスと観てきました。
さて、どんなマクベスかと思ったら、なんとマクベスに子供がびっくり
劇団独自の設定です。短時間に凝縮して話が進むので、マクベス初見の方にも解りやすくなるようにと、アフタートークで作家の夏目さんが話してました。
母の野望のために犠牲になった娘が復讐で魔女になったという設定は、なるほど思いました。
でも、マグダフはそのままでいってほしかったですね。えー‼ガーンでした。ほんと。

会場が小さいせいもあり(あるじょんの旗揚げスタジオより小さいです。マンションの一室)、役者の熱量や迫力はすごいです。
マクベスを演じるには若いと主演の大西さんも話してましたが、若い夫婦が分不相応の野望を持ち、破滅していくのもマクベスの面白さではないかなと思いました。
藤井さん演じるマクベス夫人の、夫を凌駕する迫力も凄かったです。
魔女に扮するお三方のしなやかな動きがステキでした。

あかね