竹元正美氏を講師に招き講演会を開催
11月9日(土)15;00~17:00八王子市のクリエイトホールにおいて東京都隊友会八王子支部主催、八王子市自衛隊父兄会、八王子募集連絡協議会及び八王子市防衛協会の防衛協力関係3団体共催で、講演会を開催しました。
講師には、ヒューストン総領事、ホンジュラス大使、ウルグアイ大使、宮内庁東宮侍従及び外務省儀典官などを歴任され、現在は国際文化教育協会理事長でご活躍中の竹元 正美氏をお迎えし、途中10分間の休憩を挟み2時間にわたる講話をいただきました。
講演会は、満席となる盛況ぶりで、講師の人気度が伺えました。
講話は、前半は主に宮内庁東宮侍従時代のエピソード、そして後半は「米百表海を渡る」と題してホンジュラス大使時代のエピソードについて講話されました。
「米百表」については、2001年5月7日の小泉総理所信表明で紹介されており、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
戊辰戦争(1858~1859)で新政府軍と戦い焼け野原になった長岡藩に対して支藩の三松山藩から救援米として米百俵が送られた。その日の食べるものにも窮していた藩士たちからはすぐに配分するよう要求があった。しかし、文武総監小林虎三郎は、百俵の米を配分しても一軒当たり2升ほどにしかならず、数日で食いつぶしてしまう。それよりは、この米を教育に活用し、将来の人材育成をすべきである。今はただの百俵でも後年はこれが一万俵にも百万俵にもなると説きました。そして、この米を売った金を文武両道に必要な書籍や器具の購入に充てました。
この「米百表」の精神は、今海を渡り、世界に広がっています。
ホンジュラスは、中南米の小国で日本と古くから友好関係にあります。マヤ遺跡コパン、カリブ海などの観光資源もあり、雪も降らない気候、地震もない、民族対立がない、宗教上の対立がないそして勤勉な国民性といったいろいろな好条件がそろっているのにハイチ、ニカラグアに次ぐ貧困国です。
竹元氏は、大使時代にホンジュラスで教育の問題、人づくりの問題を肌で感じながら「米百俵」の精神の重要性を痛感されたそうである。
今、いろいろな国で、いろいろな人たちに「米百俵」の精神が支持されています。
竹元氏執筆の「米百俵海を渡る」が出版されていますので、興味のある方はぜひ読んでください。


