本日も SUITS です。今回は、シーンを切り出した動画を使って学習することを思いつきました。

 

https://suits.fandom.com/wiki/Pilot_-_Transcript

MIKE: You have been here for 5 years and just because I outrank you, does not mean I have the authority to command your services.

[Rachel laughs nervously/annoyed]

MIKE: Oh, it's also pretty clear that you think you're too smart to be a paralegal.

RACHEL: You know what nobody likes? Nobody likes a showoff.

MIKE: You used the word oggling, I mean- [Rachel exits] uh- when do I get to see Harvey?

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主人公のマイクが初めて法律事務所に出社して、社内の説明を受けたときの場面です。メモも取らずにツアーを終えたマイクはレイチェルに説明されたことはすべて一回で理解したことを示すシーンです。

今回のパートこそ、音の問題でリスニングに難がありました。レイチェルの You know what nobody likes? の what の部分です。ふつう、疑問詞には強勢が入るはずですが、ここは弱勢になっています。

実際、本当にここに音が入っているかどうかもあやしいものです。ただ、このフレーズを何回も口にしたり耳にしたことのある人にはなくてもあるように聞こえます。ここに、耳を鍛えるよりフレーズを覚えたほうが聞き取りがよくなる理由があると思います。

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そこで、意味は理解しているフレーズを聞き取れるくらいスムーズに理解できるようになるために、自分の生活で使う場面を想定してみましょう。

 

1) 仕事で印刷物の数を数えているときに話しかけられたときに。

You know what nobody likes?

2) 印刷に時間がかかって少し会議に遅れたときに。

You know what nobody likes?

3) 会議がそのまま押してしまって遅くなっているのになお発言しようとする人に。

You know what nobody likes?

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これは、好ましくないことをされたときに使う表現ということになりますが、でも日本においてはその瞬間に反射的にこの言葉が口から出てはいけないような気がします。皆さまはどういう内容の表現が適切だと思いますか?

 

本日は以上です。では、また!