3150LUSHBOMUキルギス興行
2日目も注目に値する選手が登場
東京五輪銅メダリスト
サケン・ビボシノフ(カザフスタン)
サケン・ビボシノフVSアディレト・カチキンベコフ(キルギス)
サウスポー同士。相手のカチキンベコフは19歳デビュー戦。
ただこの組み合わせがミスマッチにならないのはロシア圏のアマレベルの高さ。
1Rサケンは完璧なガードで全く被弾せず。
ただしプロ入りし意識も変わったのか?防御に専念するカチキンベコフにスタイルをかなぐり捨て攻め入る。
一発はないが早い連打を上下に放つ。
また強固ガードをL字に変え上体の振りでパンチかわす目の良さと技術を見せる。
判定は3-0。自分の採点は60-53(※5Rカチキンベノフは減点)
自国以外で人気を博すのは厳しいだろう。普通に世界のベルトを巻きそうだが、プロモート次第。
カザフボクサーが自国で戦い続け世界戦へたどり着けるという絵が浮かばないし、ハイリスクノーリターンのサケンを積極的に選ぶ王者はいない。
時期世界王者候補強打のIBFバンタム級6位ケネス・ラバー(比国)
ケネス・ラバーVSルシアーノ・バルドー(亜国)
バルドーはこのクラスでは異例の181cm(WBAバンタム級14位)
開始からラバーは距離をものともせずパッキャオスタイルで踏み込んでいく。
左を下へ集め工夫をしていたが、的中率はバラツキ気味・・・。
バルドーは防御に専念するのでラバーも手数のわりに派手なシーンを演出出来ないが、ペースは渡さない。
逆ワンツーにKOの予感を漂わせながらの4R、ラバーの左ストレートがバルドーの左目を直撃すると時間をおいてバルトーは座り込み10カウントを聴く(4R1:32KO)
相手の規格外フレームにややフラストレーションが溜まったが、ラバーが危険なファイターであることは間違いない。
ラバー:16勝(11KO)無敗、バルトー:21勝(1KO)5敗
実質メインのルイス・ネリ(メキシコ)
ルイス・ネリVSサタポーン・サアット(タイ)
相手のサタポーンは2024年中野幹士と対決(7RTKO負け)した選手だった。
エミネム「8マイル」でキルギスリングへネリはいつも通り登場。
開始から距離が近いがネリは身体の柔らかさを活かして被弾を防ぐ。
ただサタポーンの右タイミングも合っている。
2R、ネリはギヤを上げる。
踏み込んでの左、左フック下カウンターリターンもよくギヤ上げたネリはスピードある。
ネリは左(下)、右から左を上へ返しダウンを奪う。
3Rサタポーンは打ち合いを挑むがネリは体の柔らかさでかわす。
4Rからは軽いコンビ中心で巧さを全面に出していくネリ。
サイドへの動きもよい感じ。
6Rサタポーンも右下を6~7発続けるが、ネリは後半反撃の手数でポイントを渡さない。
7R~ネリは完全にKOを狙わずにテクニカル戦法に全振り。
あえて相手に打たせる余裕。
ネリは完全試合遂行していたが、8Rバッティングで左目切ると「もう無理アピール全開」で負傷判定へ。
ジャッジ二人はフルマーク。
一人が2ラウンドをサタポーンへ与えていた。
3-0負傷判定でネリが勝利を収めた。ネリは37勝(29KO)2敗、サタポーンは16勝(8KO)3敗
ネリは暴風連打を封印したテクニカル戦法。
柔らかい身体を活かし5割程度の力コンビで対峙。
次戦は世界戦?
技術と好機をつかんだ時の連打がフェザーでも通用するか見えない部分はあるが、カードとしてはネリのキャラもありニック・ボールとの対戦は面白い。
最後ひとくさりキルギス選手大勢登場とあって会場は盛り上がっていたが、ラウンド中の太鼓使用の応援はNG
派遣されていたJBCも注意しなくてはダメ。国際競技に国民性云々の論を出してはいけない。







