2日間に渡り行われた3150LUSHBOMU 

 

評価が高かった世界戦以外にも若手選手が興行を盛り上げた。 

 

特に初日の英豪(LUSH緑)は基本に忠実。力強さも感じさせ、難敵ジョー・サンティシマ(比国)に判定勝ち。 

 

佐野遥渉(LUSH緑)は線は細いが、パンチをしならせる技術、センスがある(タイのナッタポンに4RTKO勝ち) 

 

岡本恭佑(HKスポーツ)は世界挑戦経験者マイケル・ダスマリナス(比国)のキャリアに苦しみながらも一発逆転KO(5RTKO) 

 

このように地方ジムの選手に活躍の場が有るという事は喜ばしいことだ。 

 

地方からでも日本王座などのステージを目指せるプラットフォーム(3150LUSH BOMU)があるという事は、各選手モチベになる。 

 

一部有望選手は都内ジムへの移籍なども可能だろうが、生活基盤が地元に有る選手がほとんど。 

 

「3150LUSHBOMU」是非永続的に続いて欲しいものだ。 

 

 

2日目セミに但馬ミツロが登場。 

 

但馬ミツロ(亀田)VSギジェルモ・カサス(メキシコ) 

 

1R、181cmメキシコのヘビー級カサス。 

 

立派な腹回りだが、その分耐久性はありそう? 

 

但馬はスピード、技術で圧倒。 

 

スピィーディな左ジャブは自在でフリッカーも駆使。 

 

ガード間をアッパー。 

 

左レバーと早くも人間サンドバッグ 

 

10-9但馬 

 

 

2R、但馬も相手の耐久性を鑑み工夫を凝らす。 

 

左フック、右ストレートカウンター。ガード間へアッパー。 

 

10-9但馬 

 

 

3R、但馬は少し距離を取りコンビ。 

 

そしてクロスレンジでパンチ、リターンフックと工夫する。 

 

右ストレートボディーで相手を効かせ、速いワンツー。 

 

あえて打たせる工程の後、カサスをロープへ詰めコンビを放つとカサスは鼻血を出し、心が折れた表情。 

 

 

10-9但馬 

 

4R、但馬はワンツーでカサスをロープへ詰め、上下に左右連打を仕掛けるとカサスは座りこみ10カウント(4R0:40KO) 

 

相手のレベルは別にして但馬は頭脳的なKO勝利。 

 

真骨頂の速い左ジャブで組み立てた。 

 

これで12勝(10KO)1敗。 

 

将来的にはブリッジャー級、クルーザー級を目指すという但馬。 

 

貴重な重量級タレントだけにとにかく純粋に応援したい。 

 

自分は佐々木丸と但馬丸の乗船を続ける。 

アマ8冠に輝いた荒竹一真(駒大)が大橋ジムからプロ入り。 

 

五輪を目指すかと思いきやプロ入り。 

 

※ロス五輪最軽量クラスは54kg級になる模様。 

 

自身適正クラスが消滅という憂き目に合ったが、これも何かの啓示と前向きに捉えたい。 

早くも5月28日武居、力石世界戦興行でのデビューが予定されている荒竹はスピードあるサウスポー。 

 

積極的に仕掛けるスタイルは国際試合でもジャッジの支持を受けていた。 

 

サイドへの動きもマスターしており、好調時は身体の動きに異次元のスピードが有った。 

 

限られた時間でより多くのパンチコネクトを求められる競技ゆえ、ややオフバランスになるシーンも見られたが、プロの長い尺では荒竹も戦略に基づいた落ち着いた動きを披露できるので、この観点ではプロ向きと言えよう。 

 

自分は荒竹と共にプロの世界王者候補と見る古藤昇太とのステージを変えての対決と共に是非荒竹にチャレンジして欲しい事がある。 

 

日本拳闘界永遠の忘れ物。鬼門である敵地タイへ乗り込み世界王座を奪取! 

 

もうこれに尽きる。 

 

ただ自身が目指す「3年以内に世界王者」 

 

その時の王者がタイ人ボクサーであるかだな。 

二転三転、霧散したかと思われた井岡一翔のリベンジ戦が決定。 

5月11日大田区総合体育館にてフェルナンド・マルティネスのWBA世界スーパーフライ級王座へ挑む事が決定。 

 

一時はマルティネスがジェシー・ロドリゲスとの王座統一戦へ駒を進めたと報じられたが、フィックスせず。両者のダイレクトリマッチが行われる事となった。 

 

形式的には昨年大晦日マルティネス急病で「延期」となり、5月に仕切り直しと丸く収まった。 

 

井岡は言わずもながマルティネスにとっても次々戦の高額報酬の為、負けるわけにはいかない。 

 

両雄ともにモチベが上がる再戦だ。 

 

感覚的には昨年7月の完敗以降、マルティネス一択の井岡の方に濃密な準備期間が過ぎているはず。 

 

井岡土壇場のフォースが炸裂するか、それとも初戦同様マルティネスのアタックが上質技術を飲み込むか? 

 

良い意味でマルティネスのラテン気質が綿密技巧を無にした初戦、勝てば「バムとの大一番」がチラつく心理状態でその心持がどうなるか? 

 

両者の心理面にも注目が集まる。 

 

井岡一翔のラストファイトになる可能性も有り、日本拳闘ファン必視の一戦だ。