5月4日(日本時間5日) に迫った
4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)VSラモン・カルデナス(米国)
勝負論がないカードとも言われ事前オッズでも大差が付いているが、
展望を
挑戦者カルデナスはアマキャリア技術をベースにした極めて基本に忠実な選手。
恐さ、キレ味とは無縁だが、総合力が高い。
この先のキャリアでカルデナスが世界王者へ登り詰めるかと言うと無いだろうが、いわゆるゲートキーパーの様な存在。
誰と戦ってもそれなりに対抗し「惨敗」するイメージは湧かない。
カルデナスはアベレージ以上のタフネスを有し、硬いガード、ローガード時には肩ブロック、L字、上体の動きと防御技術がある。
但し基本ベースはミドル、クロスレンジに攻め入るので被弾も少なくない。
フィジカルはある方(バンタム時代と比べ身体を作り上げている)だが、もみ合いの強さはさほど感じない。
井上の言うように日本人ボクサーに通じるリズム、スタイルの選手。
今回石井渡土也はじめ日本人選手とのスパーで仕上げたことは好判断。
違和感なくリングで対峙するだろう。
カルデナスは強気コメントを出しているが、井上の硬い左を体感すれば、昨今の挑戦者同様バックギヤを踏む。
防御技術に優れたカルデナスが守りに徹すれば、井上も瞬殺とはいかない。
ある程度のラウンドを重ねる事だろう。
予想は一瞬判定も過ぎったが、ラスベガスで魅せたい井上の後半KO防衛とみる。
キーパンチは左フックテンプルとボディー。
タフなカルデナスが座り込むシーンが浮かぶが、前半の技術合戦は楽しみ。
今年~来年は井上勝負の年。
カルデナス戦のテーマは、無傷でリングから降りる事。
技術で相手を寄せ付けずに防衛に成功して欲しい。