【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】

井上拓真(大橋)VS那須川天心(帝拳)Ⅱ

注目の再戦だが、予想は大きく拓真へ傾いている。

 

昨年11月の初戦。

 

5R~ほぼ拓真の独壇場。

 

天心は拓真の攻めに重心が上がり、全く良いところなく完敗。

 

次戦でも拓真は勢いそのままレジェンド井岡から二度のダウンを奪う完封勝利。

 

今回も公開練習で絶好調というか覚醒継続中の切れ味を見せた拓真。

 

この状況で天心有利を唱えるのは、天の邪鬼だろう。

 

ただそんな中、天心勝利の視点から考察すると。

 

まず粟生トレーナーとのタッグを解消し、「原点回帰」で葛西裕一トレーナー。そして定期的に父親の下でも攻撃的スタイルを取り戻すべく研鑽を積んできた。

 

再起戦で古豪エストラーダを倒した試合で、国際式では鳴りを潜めていた攻撃力が垣間見えた。

 

この攻撃姿勢と天性の防御勘、スピードがうまく融合すれば拓真とも互角以上に対峙可能。

 

また何と言っても一番の武器は「強い星の下に生まれている」こと。

 

あの那須川天心が同じ相手に連敗するとも思えない。

 

初戦とは違うオプションを用意する立場の天心。

 

下馬評を覆すミラクルを起こしても天心なら不思議ではない。

 

冷静に考えると拓真が絶妙の防御勘で天心攻撃をかわし、距離を潰し(リーチの短さをあえて活かす)連打で天心を削り続けるだろう。

 

天心もクロスレンジでのショート磨いているが、接近戦は拓真の土俵。

 

またスタミナ面で上回る拓真は9~12Rもペースを渡さない。

 

前戦同様明白な判定で拓真と予想(115-113)※何だかんだAサイド天心なのでドロー裁定も?だが、拓真のペースで試合は終わると見る。

 

天心は前半4Rを全て抑えるか3-1で先行し、中盤休みラウンドを作り互角。

 

終盤も同様に互角で逆に115-113の逃げ切りパターン。

 

混戦となった場合、拓真のスタミナとキャリアがモノを言いそうだが、焦る拓真へ左カウンター好打で明白なラウンドを創出できれば殊勲の戴冠も見えてくる。

注目の再戦。

 

天心が持っているのかいないのかを見極める一戦となる。

 

井上:22勝(5KO)2敗 30歳

天心:8勝(3KO)1敗 28歳