次期世界王者の呼び声高い伊藤千飛(真正)
先日後楽園ホールで自身の持つWBO-APバンタム級王座初防衛戦を行った。
相手はクレア・ビラロサ(比国)
伊藤は5戦連続で比国人ボクサーとの対戦となるが、ビラロサもタイトル戦のモチベが有るので左から右のビッグパンチをつなげてくる。
伊藤は極めてオーソドックスなスタイルだが、目の良さを感じさせ、ビラロサの左に右クロスを被せる。
そして往年の高橋直人を思わせる危険タイミングでのカウンター。
3Rその右カウンターが炸裂。ビラロサは前のめりにダイブ。
主審が試合を止めた(3R0:50KO)
相手の右に合わせたカウンター。センスと共に勇気がなければ打てないパンチ。
幼少のころから格闘技を始めている為、この勇気は大きな武器だ。
伊藤が期待通り世界王座に就けば、このビラロサ戦のフィニッシュシーンは畑山隆則が朴宰佑を左フックカウンター一発で倒した試合の様な立ち位置となるだろう。
自分は日本のバンタム級有望右構え選手が出てくると、指標とするのは村田英次郎、高橋直人。
何れも現代であれば世界王座に就いていたと思われる選手。
伊藤は高橋に通じるカウンターのタイミングが有る。
村田もカウンターパンチャー。流石に伊藤に村田の怖さを感じることは出来ないが、キック出身の為村田の様に見た目とは裏腹のフィジカルが有れば面白い。
伊藤は未だ21歳、キャリア7戦(7勝(6KO))と試される部分は多々ある。
我々辛口のオールドファンを唸らせるためにも国内王座への通過はマスト。
強打栗原とカウンターの伊藤。
年齢の開きの違いはあるが、令和の今里VS高橋だな?