日本が生んだ偉大なるボクサーであり、表現者でもあったガッツ石松さんが逝去。
友人からのLINEで知った訃報に言葉を失った。
近年は隠居ともいうべき活動状態であったが、時折見かけたお姿と逝去が結びつかない(自分は石松氏のご自宅のそばに住んでいる)
長寿大国にあって76歳はあまりに若い。
ボクサーとしての石松氏の功績は、我が国拳闘史の中でもトップクラスのものがある。
アジア人初の世界ライト級王座に就き、5度防衛。
拳を交えた相手はイスマエル・ラグナ(パナマ)、ライオネル・ローズ(豪州)、レネ・バリエントス(比国)、ロベルト・デュラン(パナマ)、ロドルフォ・ゴンサレス(メキシコ)、ケン・ブキャナン(英国)、エステバン・デ・ヘスス(プエルトリコ)、センサク・ムアンスリン(タイ)
何れも歴史に残る拳豪たちだ。
特にライト級史上最強のデュランと渡り合い、当時デュランの対抗王者として評価が高かったゴンサレスを2度倒し、歴史に残るテクニシャン・ブキャナンの技巧を封じた試合は燦然と輝いている。
引退後は上京時の最大の夢である表現者の道へ。
お茶の間の人気者になり、数々の作品に俳優として活躍。活躍の場はハリウッド映画にまで及んだ。
自らメガホンを取り出演した「カンバック」
元世界王者が監督、主演したボクシング映画は世界でも稀有。
評価は芳しくないが、この作品は数十年後脚光を浴びる可能性を秘めている。
ガッツさんが残した会社はこのコンテンツを大切にしてほしいものだ。
自分は好きな作品だ。
ボクシングで日本拳闘史のトップクラスの実績を残し、芸能の世界でも確固たる地位を築き上げたガッツ石松さん。
76歳波瀾万丈、あっぱれな人生でした。
寂しいです。大好きな方でした。
ボクシングという競技を常に我々のそばに置いていてくれた大功労者です。
いつか鹿沼市に生前に建てたお墓にお参りさせて頂きます。
ガッツ石松氏のご冥福をお祈り申し上げます。

