3月15日に行われた
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
岩田翔吉(帝拳)がノックアウト・CP・フレッシュマート(タイ)から王座を奪ったが、会場でアナウンスされていた「8R1:33負傷判定」が岩田のTKO勝ちに変更された。
複数人がビデオで判定し、4Rに負ったノックアウトの瞼のカットはパンチによるものとされたとのこと。
この結果を聞いて現代ならではの裁定だなと。
映像技術の進歩。高画質化があげられるが、基本は現場裁定のままで良いかなと個人的には思う。
2018年5月 田口良一が最終ラウンド、ヘッキー・ブトラーからダウンを奪ったが、主審はスリップと判定。ゴング後の映像チェックでダウンが認められた。
ただ当時これはやってはいけない裁定だと感じた。
当時ボクシングはビデオ判定を導入しておらず、ダウンの誤審が有った場合、3人のジャッジがそれぞれの判断をすればよい(主審がスリップ裁定でもジャッジ自身が判断し、10-8を付ける。また逆にスリップと判断すれば10-8を付けない)と思った。
諸々疑念が有れば試合後、管理団体へ申し入れ判断を待つことで良いと感じている。
球技では「チャレンジ」など救済措置もあるが、人が裁くから面白い。
ボクシングでは後日裁定が変わるという事例は受け入れにくいな。
ただ今後はサッカーのVARの様にスリップかダウンかローブローか否かパンチか頭かなどが映像でジャッジされていくという流れは止まらないと思う。
主審の絶対的権威が薄まっていく。間近で見ている主審やジャッジは再生動画では読み取れない流れや選手の状況を人と人としてどのデバイスよりも感じているのだが…。
そして究極はAIジャッジ。五輪ボクシングなどは導入もあるだろうな。
益々タッチボクシングが主流になっていくのだろう。
