12月17日両国国技館

 

WBA世界バンタム級王座統一戦

堤聖也(角海老宝石)VSノニト・ドネア(比国)

 

この試合の冠はバンタム級王座統一戦。

 

喜ばしいことに堤がWBA正規王者へ認定された。

 

これはアントニオ・バルデスが母親の逝去でブランクを余儀なくされたため、休養王者だった堤が正規王者へ復帰。

 

故に暫定王者ドネアとの対決は「王座統一戦」となる。

 

至極まっとうな措置だが、ハードル激下がりのWBAだけにこれは評価したい。

 

堤と古豪ドネア。

下馬評は若い堤の勢いを買う声が多いだろうが、堤が言うように

「世間が思う以上にハードな試合になる」

 

老いたりとはいえドネアのキャリア、カリスマの残り火は侮れない。

 

またセミにも興味深いカードがセットされた。

 

WBA&WBO世界ライトフライ級王座統一戦

高見享介(帝拳)VSレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)

 

新王者高見に早くも試練の一戦が訪れたが、陣営の自信の度合いがうかがい知れる。

 

平日開催だが王座統一戦2カードと豪華内容だ。

 

また噂に上がっていたアンソニー・オラスクアガ防衛戦(VS飯村樹輝弥)の発表はなし。

 

メインに向け盛り上げる他カードの発表にも期待したい。