滋賀ダイハツアリーナにて行われた 

 

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 

重岡銀次朗(ワタナベ)VSペドロ・タドゥラン(比国) 

 

大相撲千秋楽優勝決定戦、パリ五輪柔道阿部兄妹と情報量多い中、同時視聴。 

1R、重岡右ハイガード&アンドステップは早いが、タドゥランは強い左を飛ばす。 

 

回転力を与えると怖いタドゥラン。 

 

重岡は右とリズムでリセット。 

 

10-9タドゥラン 

 

2R、両者フルスロットルでパンチ交換。 

 

手数の多さと左のパワーでタドゥラン。 

 

フィジカルも強いタドゥラン。 

 

左を頭に食らいたじろぐ重岡。嫌な展開だ。 

 

10-9タドゥラン 

 

3R、タドゥラン開始からスタートもワセリン過多で休止。 

 

タドゥランは左だけではなく右のボディーもアクセント。 

 

打ち合いでタドゥランの左の方が中から入る。また重岡のパンチでタドゥランは止まらない。 

 

10-9タドゥラン 

 

4R、タドゥランはガードが高いが、身体を巧く使うのでその位置から強いパンチを飛ばす。 

 

左で重岡が止まる。正にシーサケットの様な左だ。 

 

重岡右カウンター好打も疲労しているので攻めきれない。 

 

10-9タドゥラン 

 

5R、重岡右目が腫れており見えていない(眼窩底?) 

 

右ハイガードで目を保護。 

 

タドゥランも絶好の機会にややラフ。 

 

重岡のパンチにパワーが感じられない(相対的にタドゥランのパワーが上回り、勢いで重岡パンチが効かない) 

 

10-9タドゥラン 

 

6R、タドゥランは左狙い。またコンパクトに打つ。 

 

こうなると苦しい重岡。 

 

もう止めても良いのだが・・・。 

 

10-9タドゥラン 

 

7R、余裕のタドゥラン。前半は右突きボクシング。 

 

そしてストップ狙いで出ていく。 

 

ロープへ詰めボディー連打。 

 

何故主審やセコンドは止めないのだろう・・・。 

 

10-9タドゥラン 

 

8R、もう一方的展開。 

 

目の見えない重岡に逆転の可能性は皆無。 

 

タフな重岡だけにダメージ蓄積が心配。 

 

ストップを! !

 

10-9タドゥラン 

 

9R、タドゥランは開始から出ていく。 

 

力なくスリップの重岡。もう残酷なショー。ボクシングではない。 

 

ロープに詰まり身体を丸める重岡を見てようやく主審が止めた(9R2:50TKO) 

 

稀に見る悪セコンドと主審&ドクター。 

 

哀れ重岡は担架でリングを後にした。 

 

 

強敵タドゥラン相手に苦戦は想定の範囲だったが、長期防衛も予想された重岡銀次朗まさかの王座陥落。 

 

相手の強い左とフィジカルを前に全く良さを発揮することが出来なかった重岡の完敗。 

 

ただセコンドは万死に値する。 

 

近くで見て重岡の右目が見えていない事を知りつつ、リングへ送るという愚行を続け、 ピンチの際に試合停止意志も示さなかった。 

 

地方リングのドクターに判断などできない。 

 

主審も日本開催に忖度する。 

 

選手を守るのはセコンドだ。兄は止められないだろう。 

 

もう重岡兄弟は自分たちを守らないワタナベジムを去る事を勧めたい。 

 

実に不愉快な時間だった。 

 

最後やはり亀田京之介と中川麦茶の乱闘騒ぎは、エンタメの範囲を超えている。 

 

滋賀県で初めての世界戦、子供たちも観ている前であれはダメ。 

 

試合自体は悪くなかっただけに残念。 

 

健文トーレス登場&3150FIGHT消滅については後日