7月20日両国国技館興行試合予想Ⅲ
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
田中恒成(畑中)VSジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)
現在の軽量級の中で最も熱いクラスの一つスーパーフライ級。
このクラスの王座を持つ田中は貴重なパスポートの持ち主。
ここは格下のロドリゲスを一閃し、王座統一戦への機運を高めたい。
ジョナタン・ロドリゲス(セミで天心と戦うのは、ジョナサン・ロドリゲスとカタカナ表記で分けているが、二人ともJonathan Rodriguez)はWBO12位のいわゆる下位ランカー。
メキシカンらしく好戦的で手数は多い。
相応の耐久性とスタミナを有し、被弾上等で打って出てくる。
最近の田中は冷静な大人のボクシングを心がけている。
正に同スタイルで戦うべき相手。
冷静に左を突き速いサイドへの動き、ストレート系のカウンターで良い。
フライ時代の強気打ち合いでもスピード差で打ち勝てそうだが、相手土俵で戦う事は、まだこの階級では早い。
井岡との闘いから自身スタイルを見直し、トレーナーやトレーニング環境を変え、更にはAmazonPrime(帝拳)傘下という決断もした。
井岡へのリベンジは幻と終わりそうだが、井岡に完勝したマルティネスとの対戦が 田中の大きなモチベだろう。
試合予想は大差判定で田中。
倒すとすればボディへのパンチ(右ストレート)
スピード差(パンチ、身体、ステップ)が大きく出る試合となるだろう。
当日予定されているジミー・レノンJr は二人のロドリゲスをどうコールするのかな?
田中恒成:20勝(11KO)1敗
ジョナタン・ロドリゲス:25勝(17KO)2敗1分