ワンパンチフィニッシャー
実に魅力的なフレーズだが、現代ボクシングでは死語になりつつあるのかも知れない。
グローブ巨大化、前日計量によるリカバリー(タフネス増強)
勝利へのトレンドの変化(益々タッチボクシングへと進化(退化?)していくだろう)
そんな中、未だワンパンチフィニッシャーとして異彩を誇る選手がいる。
先日も正にワンパンで試合を決めたジャーボンテイ・デービス。
現代では黄昏期に入っているデオンティ・ワイルダーと並び貴重な選手。
規格外のフレームを持つワイルダーと違い、短躯なデービスが大きな選手を倒しまくる様は人々を熱狂させる。
事実PPV売り上げも現役選手ではトップクラス。
ワンパンチフィニッシャーに共通する、拳にパワーを集中できるデービスの才能は天性の物。
その硬い拳が異次元角度で飛んでくるので相手はたまらないだろう。
当初は私生活に難が有るデービスの天下は長くないと予想していたが、完全に脱帽。
激戦のライト級戦線にあり中心に位置するのがデービス。
自分は密かに佐々木尽と交わる日を望んでいる。
今は格が違うが、日米ワンパンチフィニッシャー同士の対決。
この対決夢想する変態は自分位かな?