6月15日(日本時間16日)米国ネバダ州ラスベガスにて行われる
WBA世界ライト級タイトルマッチ
ジャーボンテイ・デービスVSフランク・マーティン
これは何気に好カード。
18勝(12KO)と無敗挑戦者のマーティンは、王者デービスと同じサウスポー。
どちらがよりサウスポースタイルの利点を生かしているかと言えばマーティンだ。
実にキレイなフォームから繰り出すコンビを上下に打ち分け、見事なタイミングで相手を倒し、KO率も7割近い。
ダウンはタイミングで奪うタイプだが、見た目以上の威力があるのかも?
技巧派サウスポーフェチの自分にとり、永遠に観ていられる選手だ。
防御も巧く、あのスタイルなら高次元を長時間持続できる。
ただ相手はあのジャーボンテイ・デービス。
序盤はマーティンのスタイルが映えるかも知れないが、どこかの時点で豪打炸裂。
アゴがさほど強くないと思われるマーティンが耐えられるとは思えない。
マーティンが防御に専念すれば、デービスが世界戦で倒せなかった二人目の選手になるかも知れないがそれでは勝てない。
デービス相手に番狂わせを演じるにはマーティンのボクシングスタイルは綺麗すぎる。
但し二人の間には「因縁」も有るので、想像以上に激しい攻防が有るかも?
予想はデービスが後半倒すとみるが、マーティンの攻防技術に重きを置いて観戦するとする。
当日のWOWOW生中継が楽しみだ。