先日タイソン・フューリーを破り、名実ともにヘビー級トップの座に就いたオレクサンドル・ウシク
この勝利でPFP NO.1にも返り咲いた。
そのウシクが注目発言。
(再戦条項の有る)フューリーとの再戦を得た後に、元来クラスのクルーザー級へ舞い戻る?とのこと。
曰く「ヘビー級のウェイトを保つために食べ続けなくてはならないことに疲れた」
最重量ヘビー級を制し、下のクラスへ転級した例はロイ・ジョーンズJrの例もあり、
無くもないが、ウシクの様にヘビー級で計4戦タイトルマッチをこなした世界王者の転級は過去無い。
ただウシクをヘビー級選手としてPFPNO.1と評価することに最後まで抵抗が有った自分は、賛同の気持ちが少しあるかな?
本当はあの超絶技巧で巨漢選手と渡り歩いて欲しいが、ウシク本人の希望なら致し方ない。
現在のクルーザー級選手でウシクと対抗できる選手は見当たらない。
仮にクルーザーで暴れ回れば、文字通りPFPNO.1。それも他選手を大きく引き離しそうだ。
よぎるのはライトヘビーにビボル、ベテルビエフといったロシア勢。
戦況下このロシアVSウクライナは実現させてはいけない。 これは誰も観たくない。
※1938年6月世界大戦へ緊張が高まる中、ジョー・ルイス(米国)VSマックス・シュメリング(独国)が行われたことが有る。
またブリッジャー級という意味不明クラスをガン無視してくれたウシクは賢明だ。
さて国内ではフェザーを制した後、長谷川穂積がスーパーバンタムを制した例があり、ジュニアバンタム級王者時代の川島郭志がフライ級で「逆2階級制覇」を計画していたことも有る。
今思うと川島のフライ級世界戦(対勇利アルバチャコフ、セーン・ソー・プルンチットら)も観たかったな。