先日「年間最高試合」候補となるドラマチックな逆転劇を演じた力石政法。
帰国後、兄と共に「少年院慰問」へ訪れるなどソーシャル活動も忘れない。
その生き様通りコメントも実に冷静。
曰く
「次世界戦となっても今の世界王者には勝てないと感じた」
「確実に(世界王座を)取るために改善したいので、あと1、2試合したい」
普段から力石は実に冷静に自分の立ち位置を見ている発言が目立つ。
昨年、元世界ランカーリカルド・ヌニェスに3RKO勝を果たしながらも
「結果は無事に勝ちましたが、危うく病院送りにされるところだった」 と常に反省点を忘れない。
ファイターなので威勢の良い発言に期待もしたいが、幼少の頃からグラブを握り
「左右合わせて200通りの攻防パターン」があり 、
「自分よりボクシングIQの高い人と有ったことがない」と見た目以上に考えている選手。
これが力石の勝負強さの秘訣なのだろう。
自分は勝負に一番大切なのは「勢い」と考えているので、このまま一気に世界戦へ駒を進めて欲しい気持ちが強い。
減量も楽とは言えない力石だけに猶更。
ただWBC王者オシャッキー・フォスターも指名戦を控えており、早くても今年末の挑戦が現実的。
ここは力石が望む通り1~2戦はさみ、打たせずに打つスタイルにリセットするのもありかな?
余りに感動的だったマグネッシ戦。
ABEMATVも国内挑戦に力を貸してくれるかも知れない。
力石政法に風が吹いてきた。
出迎え感ハンパない 🤣🤣🤣