JBCが平仲信明会長に「プロモーター無期限停止」 

井岡一翔へ「戒告処分」 

 

平仲会長は、「替え玉事件」の責任を問われた。 

 

首謀者はボビー・オロゴンだが、監督責任は大きい。 

 

構図的には被害者なのだろうが、致し方ない。 

 

「沖縄から世界へ」をフレーズに奮闘してきた「平仲ボクシングスクールジム」はかって隆盛を誇ったボクシング王国沖縄にある貴重なインフラ。 

 

けっして興行収入が大きいものではない事は想像できるが、沖縄で活動するボクサー達の発表の場が少なくなることは痛手。 

 

氏が真摯に地元沖縄に尽くしてきたことは周知されている。 

 

試練の時が続くが、またいつの日か旗を挙げて欲しい・・・。 

井岡一翔は例の大麻騒動で「戒告処分」 

 

2022年12月フランコとの再戦前の「ドーピングテスト」でA検体から「基準値以下の大麻成分」が検出され、基準値以下ながら「大麻成分(THT)」が検出されたことが 

「ボクシング界の信頼を維持するように努めなければならない義務を怠った」とされ処分が下された。 

 

今更感が半端ない。平仲会長との同時発表も実に恣意的でやっつけ仕事・・・。 

 

処分内容は不明だが、特に出場停止など選手活動に影響が出る処分は無いため、エストラーダ戦に邁進する井岡に影響はない。 

 

但し後援するスポンサーやABEMATVへの影響はあるかも? 

 

決別したTBS復帰は完全に潰えた。 

 

アマキャリアも長く日頃肉食も断っているともいわれる井岡。 

 

海外トレに料理担当者を同行するほどの井岡が非合法の物に手を出すとも思えないのだが、2022年年末の検査でA検体から「基準値以下の大麻成分」が検出され、非公式ながら本人へ通知(2月中) 

 

5月26日B検体の立ち会い検査を井岡陣営へ依頼。 

 

6月17日井岡陣営立ち合いの下、B検体から「基準値以下の大麻成分」が検出された。 

※6月24日井岡VSフランコⅡは予定通り開催されたが、大麻成分検出は21日にJBCが発表。 

 

現行法では井岡に法的違反はないが、国内スポーツ界(学生アメフト、ボクシング他)にはびこる大麻騒動は、業界の根幹を揺るがす一大事。 

 

昨年12月「改正大麻取締法」が参院で可決成立の流れも有り、井岡への措置が下された。 

 

仮に合法である海外トレ中の摂取なら法的には不問だが、道義的にはアウト。 

 

我々勤め人も露呈すれば、退場処分が下される。 

 

基準値以下とはいえ一部に「受動喫煙」の数値ではなかったとの報も有る。 

 

田中戦時に理由として挙げた「CBD(大麻オイル)」など、ドーピングテストが課されるアスリートが口にするものではない。 

 

CBDも合法だが、脇が甘すぎで陣営のガバナンスも機能していない。 

 

選手実績は偉大な井岡だが、日本の世界王者と言う立場に思いが行き届いていなかった事は残念。 

 

一度自身を俯瞰し、大谷翔平や井上尚弥の様にキッズ達の憧れとして映っているか否かを自問して欲しい。 

 

それどころかコアなボクシングファン達も離れ、集客力は既に渇水している。 

 

仮に将来ジム経営に乗り出したとして親御さんたちが我が子を井岡のジムへ預けるかというと・・・。 

 

そこに全ての答えがあると思う。 

 

井岡も言いたいことは胸にしまい孤高の戦いを見せている姿に自分は敬意を払っている。 

 

ここまで心が強い選手も稀だ。

 

頑張れ平仲会長、井岡一翔!