5月6日東京ドームで開催予定の井上尚弥VSルイス・ネリ 

 

障壁の一つであったJBCからの日本国内活動停止処分が撤回。 

ライセンス資格の回復が発表された。 

 

但し問題児ネリ対策でJBCはWBCにも承諾を取り付け、以下のスキーム。 

 

試合30日前、15日前、7日前の計量と抜き打ちのドーピング検査を義務付けたとのこと。 皆山中との再戦の体重オーバーに目が行くが、初戦の禁止薬物の方が質が悪い。イエロー2枚で当時のJBC措置に違和感はない。


体重制打撃系競技にウエイト無視、更に危険な薬物が持ち込まれたら正に※※未遂だ。


ボクシングは終わる。


今回のWADAドーピング宣言は、強烈な抑止力にもなるし良い事だ。


ネリ側は王者にもドーピング検査を求める可能性もあるが過去数回同検査を受けている井上。全くの平常運転。

 

ネリは水抜き減量法の為、7日前でもそれなりのウェイトは示すだろうが、問題ない。 

 

この措置を課すことにより当日はリミット通りの体躯を作り上げるだろう。 

 

ネリも井上戦は自身最高の報酬に有りつけるだろうし、むざむざその資格を放棄するはなかろう。 

 

WBCも相応の承認料が入るため、この異例の措置に同意したとみられる。 

 

念には念を入れリザーブファイトを用意し、ムロジョン招聘すべきとの意見も有るが、心配には及ぶまい。 

 

日本主導の素晴らしい仕組み作りだ。 

 

巨額マネーを打ちだす井上の拳の強さや帝拳パワーによるところも大きいが、JBC発のスキームがWBC他団体を動かすとは、改めて日本ボクシング界のステージが向上していることを実感する。 

 

当日井上はこれらの声に答え、ネリを完膚なきまで叩きのめして欲しい。