三大世界戦試合予想(PART2)

 

このカードが一番世界が注目している一戦だろう。

 

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 

 

アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)VS中谷潤人 

その潜在能力から鑑みると未だ本領を発揮しているとは言えない中谷。 

 

大きな理由の一つとして減量苦。 

 

172cmと規格外のフレームを持つ中谷にとりフライと名の付くクラスに留まるには無理があった。 

 

今回挑むバンタムも通過点である中谷だが、ようやくネクストモンスター片りんを見せられる試合に恵まれる。 

 

王者サンティアゴはドネアに競り勝ち幸運な王座獲得した短躯な技巧派。 

 

飛びぬけた武器は無いが、地味にやり難い選手。 

 

王者となれば知らぬ合間に防衛回数を重ねるスタイルを有しているが、初防衛戦に実に厄介な挑戦者を迎えてしまった。 

 

自身身長を12cm上回りロングでもクロスレンジでも自在に戦える中谷。 

 

中谷が世界戴冠以前に見せたアウトボックスに徹すれば、サンティアゴは大差でベルトを失うだろう。 

 

ただ今回は中谷もアピールすべく倒しに行く。 

 

サンティアゴもクロスレンジでのパンチ応酬は望むところ。 

 

スタミナとタフネスを活かし塩試合上等のパターンしか活路はない。 

 

予想とすれば大方の見方通り中谷の戴冠濃厚。 

 

問題はタフな王者を倒せるか否か。 

 

バンタムに上げた時の好コンディションで 先々に希望を見出せる中谷のKO奪取に期待したい。 

 

希望も込めて後半中谷のKO勝利と予想。