驚きのニュース。 

 

2022年世界ユース選手権(バンタム)を制した坂井優太(西宮香風高)が大橋ジムよりプロ入り! 

てっきり大学進学で五輪を目指すものだと思っていたが、驚きの決断だ。 

 

坂井は長身で長いリーチを誇るサウスポー。 

 

足も速く目も良い。 

 

右の使い方も良いし、カウンターも取れる。 

 

また細身ながら広い肩の可動域を活かした(父親は整体師)弧を描く左アッパー(ラティゴ打ち)を繰り出す意外性がある。

 

綺麗なボクシングから突如悪魔の顔を覗かせる坂井。 

 

とにかくセンスは高校選手の中では抜きん出ており、国際試合で勝ち抜けるスタイルを持っていた選手。 

 

ただ基本は先輩となる井上や武居の様にKO量産タイプではない。 

 

下肢も細く未だフィジカル面には時間をかける必要がある。 

 

自身の持ち味(打たせずに打つ)を活かし、正に和製シャクール。そして玉熊二世になって欲しい。 

 

坂井は未だ18歳。 

 

大学に行ったと仮定し、4年間はじっくりと育てて欲しい。 

 

トレーナーは父親それとも?? 

 

坂井は間違いなく逸材だ。 

 

大橋ジムの手腕に期待したい。