高校生離した強打で高校二冠を達成した堀江耀人(王子工業)
サウスポースタイルからの左ストレートは山中慎介を思わす正に一点突破スタイル。
空手少年だった堀江がボクシングに目覚めたのは、他ならぬ山中の左KOシーンを見てからだという。
山中同様右利きをサウスポーへコンバート。
名門王子工業で高見公明の指示を仰ぎ、技術的にも開花した。
今後大学に進み2028年ロス五輪を目指す堀江。
奇しくも前回のロス五輪(1984年)に師の高見はバンタム級で出場している。
堀江が進むのはライト級といういばらの道だが、努力家の堀江だけに濃密な大学生活を送る事だろう。
五輪目指し邁進して欲しい。
ところで山中のKOシーン。恐らく日本テレビゴールデンで全国放送されたもの。
やはり地上波の影響力を感じざるを得ない。
現在でもネット配信で井上尚弥の雄姿は見られるが、積極的に見に行かねば・・・。
偶然付けたチャンネルやラーメン屋、蕎麦屋で目にするようなことは無い。
キッズが井上試合を観るのは、親御さんの影響位に限られると思う。
幅広く地上波でこの100年に一人の井上尚弥を広く知らしめたい。
次々戦。もしサウジのリングに怪物が上がるのなら、現地プロモーターから多大な報酬が入り、地上波放映料レベルでも実収入は変わらない。
競技人口減少は衰退に直結する。
是非地上波で放映し、未来への種まきを!