2月24日両国国技館で行われる三大世界戦。
日本目線では井上拓真VSジェルウィン・アンカハスがメインカードで間違いない。
拓真試練の一戦だが、覚醒する最後のチャンス。
実に興味深いが、こと海外目線では中谷潤人の3階級制覇戦に注目が集まる。
中谷は伸びしろ無限大の逸材。
そのスペックからすると未だ才能の全容を見せていない。
やはり減量苦も原因の一つ。
バンタムでその素因が払拭されるわけでもないだろう。
中谷は同クラスでも決して楽ではないウェイトだが、中谷の将来を占う上でも王者アレハンドロ・サンティアゴは格好の相手。
フレームでは大きく上回る中谷だが、サンティアゴはタフでしぶとく易々と王座を渡すことなく抵抗を続けると思われる。
昨年度世界の各メディアで評価されたKO劇を演じた中谷。
バンタムでタフなサンティアゴを倒せば、更に世界的評価も高まる。
基本はアウトボックスすべきと思うが、最後は豪快に相手を沈めて欲しい。