1月23日WBA世界バンタム級14位ルイス・ロブレスに勝利した那須川天心が最新のWBAランキングで世界バンタム級7位に入った。
「世界ランク入り」は想定内だが、7位とは驚き。
「ライバル」である武居由樹のランク(12位)も数字上では越した高評価。
因みにWBAバンタムは1位石田匠、4位堤聖也、5位比嘉大吾。そして王者は井上拓真と文字通り日本勢が「席巻」
※一時WBA8位に位置付けていた村田昴はランク外へ。
今回の那須川ランク入りに一部では帝拳パワー云々と揶揄する声も有る。
当然プロモーターの力がものを言う世界。
その昔協栄ジムもWBAには絶大な力を誇った。
それが今は帝拳にとって代わられたという事。
但し那須川のランク入りに異議はない。
単なる勝利ではなく立会人の前で見せた内容が素晴らしかったという事も加味されている。
世界ランク入りしたが陣営は焦らず那須川を育てる意向。こと世界戦なら武居の方が早そうだ(5月6日あるかも??)
世界挑戦に必須の世界ランク。
ボクサーには大切なパスポート。
昨年WBOスーパーバンタム級13位に勝利しながら依然ノーランクの和氣慎吾。
これは流石に可哀そうだが、2021年11月にWBO-AP戦で完敗していることと後ろ盾の弱さが影響しているのかな・・・。
ボクサーの評価は「あくまでもリング内」なのだが団体も基本承認料頼り。
より多くの報酬を運んでくる人気選手優先への忖度も有る事は否定できない。
プロ未勝利のフランシス・ガヌーの世界ランク入り(WBC10位)など最たる例だ。
事故につながりかねない急造ランク入りには反対だが、ある程度の忖度ランキングはリング活性化にもつながるので自分は反対ではないかな?