先日亀田興毅プロモーターが「救急記者会見」を開き、 

 

亀田和毅とレラト・ドラミニの再戦を発表(3月31日名古屋)。 

 

10月に行われた対戦は、確かにクロスゲーム。 

 

自分の現場採点でも115-113で亀田だったが、一応先のカードには「IBF2位決定戦」の冠が付いていたはず。 

 

南アフリカに居てドラミニがスムーズに世界戦へたどり着くかというと心もとないのは事実だが、この再戦は資金力の差。 

 

ドラミニも再戦で相応の報酬に在りつけるとあってWIN-WINなのかな? 

「負ければ引退」とこの試合に進退をかけるという亀田和毅。 

 

スピードは一級品だが、今一歩の踏み込みがなくクロスゲームに勝ちきれなかった前戦。 

 

修正すればリベンジは可能だろう。 

 

ところで栗原慶太がフロイラン・サルダールとのダイレクトリマッチに8RTKOで見事リベンジ成功。 

 

前回のアクシデント負けに納得がいかなかっただけに喜びもひとしおだろう。 

 

栗原のケースは相手国へ乗り込んで行っての再戦だけに一定の誠意は感じる。 

 

拳闘界は「勝った者が強い」という大前提がありながらも、「今度戦えば勝てる」というケースも一定の割合で存在する。 

 

多くはその機会がないまま時は流れていく。 

 

亀田和毅は機会に恵まれ幸せだ。 

 

自分はドラミニとの初戦のスピード対決は楽しめた少数派。 

 

亀田和毅はスタイルチェンジの最後のチャンス。果たして!?