先月WOWOWで放映された
「ケイコ目を済ませて」
様々な音を効果的に使った良作。
16ミリフィルムで撮影された絵も良かった。
女子ボクシング題材映画の中では「百円の恋」と並んで好きな作品となった。
映画館で見るべきだった・・・。
ただ拳闘ファンなのでどうしても要らないところに目が行く。
ケイコが所属する「荒川拳闘会」はあの東拳ジムがロケ地。
来年創設100年を迎える老舗ジム。
自分が後楽園ホールに夢中だったころ、東拳には良い選手がいた。
【満武士】
1981年度ジュニアフェザー級全日本新人王に輝いた選手。
好不調の波は有ったが、好調時の左フックの切れは目を見張った。
対戦相手のレベルも高かったが、彼らと互角以上に対峙した。
岩本弘行の技巧に阻まれ日本王座には届かなかったが、あのキレは今でも目に浮かぶ。
【西條学】
天賦の才を感じさせたサウスポー。
フットワークとスピードに長け、自分は密かに和製サーマートと名付けていた。
パンチも強く痛烈KOで奪取した日本王座(JFe)は横田広明の変態ボクシング(誉め言葉です)に刈り取られたが、スター性のある良い選手だった。
あのライオン野口をはじめ拳闘創世記に多数の王者を生んだ名門ジムだが、1980年代に入っても良い選手が生まれた。
お世辞ながらも決して広くないジムで、好選手を生み続けたのは、 名門の力(ノウハウ)と指導陣も良かったのだろう。
名門東拳!何時までも存在して欲しい。
