諸手を挙げて賛成という訳ではないが、決まったからには楽しむというのがポリシーなので一応試合前予想。 

 

ただこのカードは勝敗を論じる対決ではない。 

 

世界4団体統一スーパーミドル級タイトルマッチ 

 

カネロ・アルバレス(メキシコ)VSジャーメル・チャーロ(米国) 

形の上では4団体統一王者同士の対決なのだが、チャーロは2階級下のスーパーウェルター級王者。 

 

「カネロもウェルター級上がり」 

「チャーロが身長、リーチで上回っている」の言葉も聞かれるが、やはりここは階級差が出てしまう対決だ。 

 

何故こんな無謀な挑戦を?と過ぎるが、これは端的に巨額報酬が欲しいから。 

 

チャーロは魅力的な強打者で人気は高いが、こと報酬面では恵まれていない。 

 

恐らく軽量級の井上尚弥の半分もいかない額でリングに上がっている。 

 

一説では100万ドル? 

 

33歳と選手として残された時間がない中、カネロとの対決でキャリア最高の報酬を手にするという選択は理解できる。 

 

何よりもセレブカネロと対決できるポジションに座る事が難しい状況。 

 

見事カネロとの対戦を実現出来た時点で「勝ち組」だ。 

 

ただやるからには相応のパフォーマンスを見せてもらわねば、非難を浴びることは避けられない。 

 

チャーロは減量なしのトップコンデションで前半から暴れまわりたい。 

 

脚と身体の動きはカネロより上。 

 

積極的にビッグパンチも繰り出していくとみる。 

 

当然カネロは付き合わずに中盤以降勝負。 

 

試合の尺が長引けば、防御と耐久力の差が出る。 

 

チャーロの大きなパンチに確実にリターンを返し、ジリ貧となったチャーロを削っていくだろう。 

 

このところ判定決着が多く、自身有利の判定が出るAサイドにいる為、無理せず判定狙いに徹する可能性も有るが、この二階級下のチャーロを倒せなければ商品価値にも傷がつく。 

 

予想としては後半カネロのKO勝ち。 

 

個人的にはミスマッチを見たくないので、チャーロ頑張れの目線でWOWOW中継をみたい。